ユース取材ライター陣が推薦する選手権11傑vol.2
ゲキサカ / 2024年12月27日 7時0分
第103回全国高校サッカー選手権が12月28日に開幕します。ゲキサカでは「選手権注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に選手権注目の11選手を紹介してもらいます。第2回は“ユース教授”ことサッカージャーナリストの安藤隆人記者による11人です。
安藤隆人記者「103回を迎える全国高校サッカー選手権。激戦が幕を開ける前に今年も大会前の11傑を執筆させてもらいました。今回も『自分が監督だったらこのメンバーで試合をしてみたい』と思う11人を、プロ内定者以外と、1チーム1人という縛りを設けた上でピックアップ。攻守のバランス、連携面、スピードと強度、技術あらゆる面から納得の11人を選ぶことができました。
宮本 大石 加藤
飯浜 吉﨑
三宅
竹ノ谷 熊野 福原 村上
藤間
以下、安藤記者が選ぶ注目選手11傑
GK藤間広希(矢板中央高3年)
187cmのサイズに加え、ハイボールの強さとシュートストップのうまさ、キックで攻撃の起点にもなれる守護神だ。佇まいからして雰囲気があり、冷静に状況を見ながらコーチングで守備組織をコントロールし、ピンチになっても鋭い飛び出しやシュートへの的確な反応でボールを弾き出す。ミドルシュートに対するポジショニングや反応、ステップワークも光るものがある。
DF村上慶(大津高2年)
181cmのサイズと抜群のスプリント力を持つ万能型DF。大津では4バックの左CBをやっているが、ここでは彼のスピードと両足ともに正確なキックができる特徴を考えて、サイドバックで起用。左サイドバックが輝くと思うが、左は竹ノ谷優駕を選びたかったので、右サイドバックとして選出。
DF福原快成(新潟明訓高3年)
184cmのサイズを生かした迫力満点のエアバトルと正確なロングフィードが武器のCB。強さだけではなく、俊敏性もあってハードマークとラインコントロールの両方ができる。相手が屈強なストライカーであっても動じないメンタリティーと身体能力の高さは、今後さらに伸びる可能性を秘めており、4年後のプロも十分に考えられる。
DF熊野俊典(米子北高1年)
1年生ながら落ち着いた佇まいとFWの動き出しを見逃さないキックは将来性を感じさせる。個人的にはボールの奪い方の引き出しが非常に多いように感じる。鋭い予測からのインターセプトと裏へボールに対する相手のコースの遮断のうまさ、そして球際の激しさは、これからフィジカルがさらに身についていけば、より化ける可能性がある。
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