1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

2年生MF平野のスーパー弾と157cmFW堀内のゴールで2-1。1回戦屈指の好カードは“赤い壁”矢板中央が制す!

ゲキサカ / 2024年12月29日 13時48分

後半17分、矢板中央高MF平野巧が先制ゴール

[12.29 選手権1回戦 矢板中央高 2-1 岡山学芸館高 フクアリ]

 1回戦屈指の好カードは矢板中央が制す! 第103回全国高校サッカー選手権1回戦が29日に行われ、フクダ電子アリーナ(千葉)の第1試合では矢板中央高(栃木)と岡山学芸館高(岡山)が激突。強豪校対決は、矢板中央が2-1で勝利した。

 矢板中央は過去4度の3位。今季はプリンスリーグ関東1部で4位に食い込んでいる。初戦の先発はU-18日本代表のGK藤間広希(3年)、岡部秀裕(3年)、佐藤快風主将(3年)、小倉煌平(3年)の3バック、アンカーに田中晴喜(3年)が入り、右WB永井健慎(2年)、左WB井内哲心(3年)、2シャドーが平野巧(2年)、渡部嶺斗(3年)、そして2トップを157cmエースFW堀内凰希(3年)と加藤神人(3年)が務めた。

 一方の岡山学芸館は2022年度大会のチャンピオン。今年はプリンスリーグ中国で優勝している。初戦の先発はGK福地煌矢(3年)、右SB平尾駿成(2年)、CB江口陽向(2年)、CB吉岡大和(1年)、ゲーム主将の左SB道満智哉(3年)、ダブルボランチが青川凌大(2年)と竹村慶士郎(3年)で右SH池上大慈(3年)、左SH万代大和(2年)、そして2トップはエースFW太田修次郎(3年)と奥野新(3年)が務めた。

 膠着した序盤から矢板中央が徐々にセットプレーなどからゴール前のシーンを増やす。11分にはドリブルで持ち上がった平野が右足シュート。15分には渡部が左中間からドリブルでゴールエリアまで潜り込んでラストパスを狙う。16分にもFKのクリアボールに反応した渡部のグラウンダーショットが枠を捉えた。

 一方の岡山学芸館は太田と奥野をターゲットにした攻撃や万代、池上のドリブルを活用した攻撃で対抗。13分には太田の落としを竹村が左足で狙う。だが、佐藤を中心とした好守も光った矢板中央が主導権を握る展開。18分、矢板中央は左ショートコーナーからクロスを入れ、こぼれ球を田中が押し込もうとする。だが、岡山学芸館DFがかき出し、先制点を許さない。

 その岡山学芸館は24分、奥野に代えて強力2トップの一角、FW香西健心(3年)を投入。25分にはFKから佐藤に決定的なシュートを打たれたが、GK福地のファインセーブで凌ぐ。逆に38分には、強引にDFを剥がした太田を起点にボールを動かし道満がシュート。これは相手DF岡部に止められたが、敵陣で奪い返すと香西の右クロスがPAの太田へ通る。だが、シュートは距離を詰めた矢板中央GK藤間がストップ。ゴール前では矢板中央伝統の“赤い壁”が岡山学芸館の前に立ちはだかり、0-0で前半を折り返した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください