[MOM4980]大津MF兼松将(3年)_プレミア11得点のシャドーストライカーが苦しむチームを先制ヘッドで救う!
ゲキサカ / 2025年1月7日 10時38分
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[12.29 選手権1回戦 福井商高 0-4 大津高 柏の葉]
鮮やかにタイトルをさらったプレミアリーグで、11ものゴールを積み重ねた実力は伊達ではない。相手に守備を固められ、なかなか攻め手がなかったとしても、この人が誇る高さは、得点感覚は、いつだってチームを逞しく助けてくれる。
「ここ最近は得点がなかなか獲れなくて、自分でも『得点が欲しいな』と思ったところでの今日の得点でしたし、選手権は自分の憧れの舞台だったので、ゴールを決められてとても嬉しかったです」。
高校年代二冠を目指す大津高(熊本)のシャドーストライカー。MF兼松将(3年= FC Volaest Miyazaki出身)が磨いてきたヘディングでの一撃が、敷かれた堅陣に苦しむチームへ貴重な先制点と大きな勇気をもたらした。
「どのチームも守りを固めてくると言っても5バックが多いので、6バックを最初に見た時はビックリしました」。兼松がそう話したように、初戦で対峙した福井商高(福井)は最終ラインに6枚が並ぶこともいとわず、まずは守備を徹底。サイドのスペースを完全に消してきた。
「初戦は結構難しいゲームになりますし、クロスが多くなるということも試合の流れ的にわかっていたので、自分の高さがカギになるかなと思っていました」。前線でのターゲットとしての仕事は、今季を通じて担ってきた大事な役割。改めてゴール前での動きを整理する。
だが、クロスは上がってくるものの、兼松のヘディングは枠を捉え切れない。「結構野口や畑から何本もいいボールが上がっていたんですけど、自分の前にボールが落ちることが多くて、入るタイミングが全然掴めなかったですね」。チームは少しずつ右サイドを攻略し始め、DF野口悠真(3年)やMF畑拓海(3年)から良いボールが入ってきたにも関わらず、なかなか感覚が合わず、スコアレスの時間が続いていく。
前半も終盤に差し掛かっていた36分。MF嶋本悠大(3年)が右へパスを振り分け、MF舛井悠悟(3年)がシンプルにボールを後方へ戻した時から、もう駆け引きは始まっていた。少し前に行くフェイクを挟み、マーカーの後方へと回り込むと、野口からドンピシャのボールが上がってくる。
「ちょっと立ち位置や飛ぶタイミングを意識したら、枠に飛んでいきました」。兼松が高い打点から頭で叩いた軌道は、右スミのゴールネットへ到達する。
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