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「強い流経」躍動! 流経大柏が前回大会8強・佐賀東に5-0で快勝し、初戦突破!

ゲキサカ / 2024年12月31日 13時46分

前半13分、流通経済大柏高FW山野春太が先制ゴールを決める。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[12.31 選手権2回戦 流通経済大柏高 5-0 佐賀東高 柏の葉]

 V候補の流経大柏が強豪対決を5-0で勝利! 第103回全国高校サッカー選手権は31日に2回戦を行い、千葉県立柏の葉公園総合競技場の第1試合で流通経済大柏高(千葉)と佐賀東高(佐賀)が対戦。流経大柏が5-0で快勝した。

 流経大柏は優勝1回、準優勝2回、プレミアリーグEASTに所属する名門校。激戦区・千葉県予選で強さを示して制し、3年ぶりの選手権出場だ。その初戦の先発はGKが加藤慶太(3年)で右SB堀川由幹(3年)、CB佐藤夢真(3年)、CB奈須琉世(3年)、左SB宮里晄太朗(3年)、中盤は飯浜空風(3年)と柚木創(3年、U-17日本高校選抜)がダブルボランチを組み、右SH和田哲平(3年)、左SH亀田歩夢(3年、富山内定)、そしてFW粕谷悠(3年)とFW山野春太(3年)の11人。湘南内定内定のFW松本果成(3年)はベンチスタートとなった。

 一方の佐賀東は前回大会で初のベスト8。この日先発したGK中里好佑(3年)、右SB田中佑磨(3年、U-17日本高校選抜候補)、CB後藤光輝(3年)、CB甲斐桜助(3年)、左SB江頭瀬南(3年、U-17日本高校選抜候補)、右SH大島弘賀(3年)はいずれも前回大会の先発経験者。加えて、中村琥道(3年)と甲斐巧海(3年)のダブルボランチ、左SH江口賢伸(3年)、前線は石川僚祐(2年)と渡邉岳(3年)が先発出場した。

 試合開始前に観戦チケットの完売が発表された注目カードは立ち上がり、佐賀東の左SB江頭の鋭い左クロスがゴールエリアへ入る。だが、早い時間帯から流経大柏ペースで試合は進んだ。

 地元・流経大柏は抜群の切り替えの速さとフィフティ・フィフティのようなボールでも競り勝つ強さを表現。前線でボールの収まる山野と粕谷をシンプルに活用して押し込むと、亀田が山野とのパス交換から仕掛け、右CKに宮里が飛び込むなどゴールへ迫る。

 そして13分、流経大柏が先制する。中盤でリズムを生み出していた柚木の縦パスを起点に亀田、粕谷と細かく繋いで最後は山野が右足シュートを右隅に突き刺した。リードを奪った流経大柏は安易にクリアせず、各選手が冷静に相手を見ながら余裕のあるビルドアップ。同時に粕谷や飯浜らが即時奪回を徹底して佐賀東の前進を許さない。

 そして、柚木がワンツーから右足シュートへ持ち込むなど追加点を目指すと31分、追加点を奪う。相手DFが倒れ込んでいる間に攻撃を継続。敵陣右中間の粕谷がこぼれ球を1タッチでPAへ落とす。これに走り込んだ和田が右足で決め、2-0とした。

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