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清水内定MF嶋本悠大が1ゴール1アシスト! 大津が粘る札幌大谷を振り切り流経大柏の待つ3回戦へ

ゲキサカ / 2025年1月1日 12時56分

MF嶋本悠大(10番)が1ゴール1アシスト

[12.31 選手権2回戦 札幌大谷 1-2 大津 柏の葉]

 第103回全国高校サッカー選手権2回戦が31日に開催され、県立柏の葉公園総合競技場の第2試合では大津高(熊本)が札幌大谷高(北海道)を2-1で下した。3回戦は年明けの1月2日に行われ、フクダ電子アリーナで流通経済大柏高(千葉)と戦う。

 大津は開始から主導権を握り、MF兼松将(3年)の起点となるパスやサイド攻撃でゴールに迫っていく。しかし、札幌大谷も押し込まれる展開の中で守備陣が奮闘する。

 前半11分、大津の右CKの流れからDF村上慶(2年)が決定的なシーンを迎えるが、ここはGK高路地琉葦(3年)がビッグセーブ。札幌大谷はその後も守護神やDF今井朝陽(2年)を中心とした最終ラインの粘り強いディフェンスで得点を許さず、スコアレスで前半終了となった。

 ハーフタイムを挟んでもペースを渡さない大津。均衡を破ったのはセットプレーからだった。後半11分、左CKから清水エスパルス加入内定のMF嶋本悠大(3年)が右足でクロスを供給。ファーのDF野口悠真(3年)がヘディングで合わせ、先制点を奪った。

 後半20分には右サイドのMF舛井悠悟(3年)が折り返すと、ニアに入った嶋本が右足で流し込み、リードを2点に広げる。さらに同37分、舛井がボックス内で倒されてPKを獲得。キッカーを務めたFW山下景司(3年)が右足でゴール左を狙うが、GK高路地に止められた。

 大津は後半アディショナルタイムに札幌大谷のMF中村哲爾(2年)に1点を返されたが、2-1で逃げ切りに成功。流通経済大柏が待つ3回戦に駒を進めた。

(取材・文 阿部哲也)
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