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帝京が5発快勝で16強入り!! 金沢学院大附は徹底ラインコントロールに苦戦、初の選手権は2回戦で幕

ゲキサカ / 2024年12月31日 15時46分

MF堀江真広(3年)が2ゴール2アシスト(写真は開幕戦)

[12.31 選手権2回戦 帝京 5-0 金沢学院大附 U等々力]

 第103回全国高校サッカー選手権の2回戦が31日、各地で開催された。帝京高(東京B)はMF堀江真広(3年)が2ゴール2アシストの大活躍で金沢学院大附高(石川)を5-0で破り、3回戦に進出した。

 帝京は前半7分、MF堀江真広(3年)が敵陣でパスカットするとミドルレンジから右足一閃。ややシュート回転のかかったボールはGK石山アレックス(2年)の手を弾きながらゴールに吸い込まれ、豪快な一発で先制した。続く同18分、FW森田晃(3年)が堀江のクロスを巡ってペナルティエリア内で相手と競り合い、倒れ込みながら左足ボレーでゴールに流し込んで追加点を奪った。

 一方の金沢学院大附は相手のラインコントロールに苦戦し、オフサイドが続いてシュートに持ち込めない時間が続く。それでも前半39分、FW家邉凛太朗(2年)が相手DF畑中叶空(3年)がパスカットしたボールを掻っ攫ってGKと1対1に。決定機を迎えたが、シュートはGK大橋藍(3年)に阻まれて0-2のまま前半を終了した。

 金沢学院大附は後半2分にも決定機を迎えた。MF小林和哉(3年)がパスカットされたこぼれを自ら拾い、ハイラインを抜け出してミドルシュート。しかしGK大橋が懸命に伸ばした手で触れたボールはポストに当たり、点差を詰められない。

 すると後半5分、帝京は相手のクリアがゴール前にこぼれたところを堀江が確実に押し込んで3点目。勢いは止まらず同31分に堀江のパスを受けたFW宮本周征(2年)が狙い済ましたシュートでゴールネットを揺らし、同39分にはMF杉岡侑樹(2年)にも得点が生まれた。

 金沢学院大附は一矢報いるべくゴールを狙うと、後半40分には家邉のクロスをMF石戸飛有(3年)がゴール前で合わせたが枠の上。試合はそのまま終わり、金沢学院大附の初の選手権は2回戦敗退に終わった。

(取材・文 加藤直岐)
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