9年ぶり出場の新潟明訓は6失点で初戦敗退もFW斎藤瑛太主将に悔いなし「全員がやり切った」
ゲキサカ / 2024年12月31日 19時0分
[12.31 選手権2回戦 新潟明訓高 0-6 阪南大高 NACK]
9年ぶりに戻ってきた選手権の壁は厚かった。新潟明訓高(新潟)は初戦となった2回戦で阪南大高(大阪)に0-6の敗戦。新潟県予選では準決勝で帝京長岡、決勝で開志学園JSCにそれぞれ1-0で競り勝つなど、全試合無失点で勝ち上がってきた堅守が崩れた。
坂本和也監督は「うちは守備のチームだけど、守備だけでは全国で勝てない。攻撃にいろんなエッセンスを入れないといけないし、後ろからゲームを組み立てる力だったり、ラスト3分の1のところで相手には個で決める選手がいた。そこを育てないと、全国では勝てない」と試合を振り返った。
前半を0-3で折り返したハーフタイム。大会前の24日に行った筑波大との練習試合で4-4の引き分けを演じたことを念頭に「4点取れるよ」と選手を送り出したが、後半9分に4失点目を喫し、万事休した。
前線で体を張り、劣勢の中でも起点となったFW斎藤瑛太主将(3年)は「6点取られた中でもスタンドでは大勢の人が応援してくれていた。その人たちのためにもまず1点という気持ちでやっていた。このままでは終われないというか、最後までやり切っての明訓。全員がやり切ったし、0-6だけど胸を張って帰りたい」と顔を上げた。
「自分たちがやってきたことがこの6失点に詰まっていると思う。詰めの甘さがあったけど、僕らは1年のときから弱い世代と言われていて、全国に出れたのも奇跡に近い。6点取られたけど、全国に出れてよかった」
7回目の全国選手権。初の16強入りという目標は果たせなかったが、斎藤は「いつもとは違う経験で、全員が楽しめた。僕らの高校サッカーは終わったので、高校サッカーは後輩に託して、また大学で全国の舞台に帰ってきたい」と、夢の続きを後輩たちに託していた。
(取材・文 西山紘平)
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