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上手さと堅守発揮の静岡学園がベスト8進出。青森山田撃破の高川学園は3回戦敗退に

ゲキサカ / 2025年1月2日 16時53分

後半3分、静岡学園高MF加藤佑基が先制ゴール。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[1.2 選手権3回戦 高川学園高 0-2 静岡学園高 駒場] 

 上手さと堅守発揮の静岡学園がベスト8進出ーー。第103回全国高校サッカー選手権は2日、3回戦を行い、浦和駒場スタジアムの第2試合で高川学園高(山口)と静岡学園高(静岡)が激突。静岡学園が2-0で勝った。静岡学園は1月4日の準々決勝で東福岡高(福岡)と戦う。

 高川学園は初戦となった2回戦で前回大会王者の青森山田高(青森)を2-1で撃破。インパクトのある白星を飾った伝統校の3回戦の先発は、GK高城柊哉(2年)、吉岡翼(3年)、沖野眞之介主将(3年)、金原知生(3年)の3バック。右WB松木汰駈斗(3年)、左WB大島凜己(3年)、宮城太郎(2年)と細見颯斗(3年)のダブルボランチ、田坂大知(3年)と桑原崚成(3年)の2シャドー、1トップを青森山田戦2ゴールの大森風牙(2年)が務めた。

 一方、優勝2回の静岡学園は2試合連続2-0で3回戦進出。この日は川崎F内定の右SB野田裕人主将(3年)が初先発。GK有竹拓海(2年)、右SB野田、CB関戸海凪(3年)、CB岩田琉唯(3年)、左SB鵜澤浬(3年)、アンカーが堀川隼(3年)、天野太陽(3年)と篠塚怜音(2年)の2シャドー、右SH原星也(3年)、左SH加藤佑基(3年)、そして1トップを乾皓洋(3年)が務めた。

 静岡学園は前半を通してDFラインからゆったりとしたビルドアップ。そして、縦パスやサイドからのドリブルで攻撃をスピードアップする。8分には鵜澤の左FKから岩田がヘディングシュート。だが、高川学園は入ってきたところへ深くアプローチし、インターセプトの数を増やして見せる。

 そして、ワンツーや大森、桑原をターゲットに活用して素早い攻撃を繰り出した。12分にはカウンターからこぼれ球を拾って左サイドへ展開。大島がドリブルから左足を振り抜いたが、静岡学園GK有竹が反応した。

 徐々に静岡学園が攻勢に出る。21分には加藤とのコンビで鵜澤が左サイドを抜け出し、ゴールエリアまで持ち込む。24分にも、右の俊足MF原がDF前に潜り込んで一気に前進。味方のシュートシーンに結びつけた。

 高川学園は27分に桑原とMF西岡剛志(3年)をスイッチ。34分には右サイドでロングボールのこぼれを拾った松木の鋭いクロスに西岡が飛び込んだ。静岡学園も対人守備の強さを見せていたSB野田や原が強引に相手DFの前に潜り込んで前進したり、堀川がセカンドボール回収からシュートへ持ち込むシーンも。高川学園も沖野中心に集中した守りを続け、カウンターを繰り出すなど対抗して0-0で前半を終えた。

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