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高校ラストゲームは負傷交代も「最後まで自分らしく終われたのかなと思います」 帝京のキャプテンを務め上げたMF砂押大翔が貫く笑顔の行方

ゲキサカ / 2025年1月3日 20時5分

 伝統校のキャプテンという立場に、重圧が掛からないはずがない。それでも自分にできることを1つ1つ見つけて、コツコツとチーム力を高めていく。「練習でも『自分が一番声を出そう』と。そういう小さなところから変えていこうかなという想いがあって、そういうことをチームメイトのみんなにも徐々に浸透させて、どんどんチームの雰囲気が良くなってきているのかなと思いました」。シーズンを経るごとに、チームの一体感が高まっていくことも嬉しかった。

 高校最後の試合は途中交代という形となったが、本人はその結末にも妙に納得しているようだ。

「最後にピッチ外で自分の高校サッカーが終わったというのも、自分らしいのかなと思いますね。今までも大事な場面でポストに当てたり、そういうシーンが3年間本当に多かったので、最後まで自分らしく終われたのかなと思います(笑)」

 苦しい時に、追い込まれた時に、チームのみんなへ送ってきたのは『こんな時だから、笑え』というメッセージ。2024年の帝京を抜群のリーダーシップで牽引してきた、絶対的なキャプテン。砂押大翔はいつでも自分の中心に笑顔を据えて、次の新たなステージへと向かっていく。

予選決勝で全国切符を勝ち獲った砂押は優しい笑顔を浮かべていた

(取材・文 土屋雅史)
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