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[NEW BALANCE CUP]悔しさや恩師、先輩の教えを糧に。大きなエンジンと得点感覚兼備のFW若槻大雲が立正大淞南を勝たせるストライカーに

ゲキサカ / 2025年1月6日 8時38分

立正大淞南高FW若槻大雲(2年=サンフレッチェくにびきFC出身)は各大会でチームを勝たせ、全国制覇を目指す

[1.5 NB CUP準々決勝 立正大淞南高 0-4 鹿島学園高 時之栖裾野E2]

 スケール感の大きなストライカーが2025年シーズン、チームを引っ張る、チームを勝たせる存在になる。島根の名門、立正大淞南高が「NEW BALANCE CUP 2025 IN TOKINOSUMIKA」(通称:裏選手権、静岡・時之栖スポーツセンター)に参戦。1次リーグAグループを首位通過し、5日午前の決勝トーナメント初戦で日本文理高(新潟)を2-0で下した。

 同日午後の準々決勝では鹿島学園高(茨城)と対戦した。前半、左サイドから果敢に仕掛けるMF西森永眞(2年)が加速力とキレのある身のこなしで一際目立つ存在に。相手の注目SB中原瀬那(1年)とハイレベルな攻防戦を繰り広げ、シュート、クロスまで持ち込んでいた。
前半、存在感のある動きを見せたMF西森永眞
 またDF陣がゴール前で粘り強く守り、中央からパスを繋いで注目エースFW若槻大雲(2年)までボールを届けようとしていた。若槻は180cm台半ばのサイズと「(片足跳びでのトレーニングや、スクワットなど)南(健司)先生とか野尻(豪)先生が、自分が速くなるためのトレーニングっていうのを結構、毎回やってもらって」より向上したというスピードを兼ね備えた大型ストライカー。相手の注目CB齊藤空人(2年)とのマッチアップで自分の武器を発揮しようとしていた。

 抜群のスプリント力とDFを抜き切らずにシュートを決め切る力も備えた大器。だが、この日は前から行き切ることを徹底する鹿島学園の守りに苦しみ、ボールを受けるシーンやスペースへ抜け出す回数を増やすことができない。

 チームは後半、中盤の要を担うMF豊田寛太(2年)が前への姿勢を強め、セットプレーからチャンスも作ったが、突き放されて0-4で敗戦。若槻は「こういう試合になった時に全然決めれてないんで、こういう試合で決められるように。苦しい時とかに自分の一発で勝たせられるようにしたい」と唇を噛んでいた。
攻撃力に秀でたMF豊田寛太は若槻とのホットラインにも注目
 立正大淞南は昨秋の選手権予選で準決勝敗退。1-1からのPK戦で敗れて全国大会に届かなかった。若槻は交代出場したが、「(対戦した益田東高に)結構引かれてたんですけど、でも、そこで点取れないっていうのは、やっぱ自分の責任っていうのは、結構あると思います」と振り返る。

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