3人のアビスパ福岡OB指導者が実現させた「国立競技場の同窓会」 前橋育英・松下裕樹コーチ「2人から『決勝、頑張ってね』とは言われました(笑)」
ゲキサカ / 2025年1月12日 19時25分
松下コーチは改めて福岡で過ごした2年半の時間を、こう振り返る。
「サンフレッチェ広島をアウトになって、アビスパでどうにか自分のサッカー選手としての立ち位置を確立したいと思って、覚悟を決めて福岡に行きました。2年目にJ1昇格することはできましたけど、あまりチームに貢献することはできなかったなと。そこから3年目は改めて『J1でどれだけできるのか』という気持ちでプレーしていましたけど、なかなか試合に絡めなかったですね」
「でも、もう一度自分を見つめ直す良い時間を過ごせましたし、アビスパは本当に熱いサポーターがいて、スタジアムも雰囲気が良くて、ホームでやる時はやりがいがある場所でした。一生懸命毎日を過ごしながら福岡で積んだ経験が、その後にザスパに行ってから生きたんじゃないかなと思います」
神山コーチと山形コーチから、松下コーチはエールを送られたという。「試合前も、試合が終わった後も、久しぶりにいろいろ話せましたね。2人から『決勝、頑張ってね』とは言われました(笑)」
サッカーとともに生きていると、時にこういう再会が起こることもある。20年近くも前に、同じチームで、同じボールを追い掛けた3人が、国立を舞台に集った“同窓会”も、今回の高校選手権に1つの彩りを加える名シーンだったのではないだろうか。
(取材・文 土屋雅史)
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