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中2日連戦も好調続く久保建英、キレキレ突破→先制アシストで国王杯ベスト8に導く!

ゲキサカ / 2025年1月17日 5時53分

MFジョン・アンデル・オラサガスティの初ゴールを祝福するMF久保建英

[1.16 コパ・デル・レイ4回戦 ソシエダ 3-1 ラージョ]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)は16日、4回戦を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダはラージョに3-1で勝利した。久保は前半23分、セットプレーの攻め残りから左サイドを切り裂き、FWミケル・オヤルサバルの先制点をアシスト。その後もチームの攻撃を牽引し、4年連続の国王杯ベスト8に導いた。

 ソシエダは13日のラ・リーガ前節ビジャレアル戦(◯1-0)から中2日での過密な連戦。その試合で決勝ゴールを決めていた久保も引き続き右ウイングで先発起用され、今季開幕節で1-2の敗戦を喫したラージョを本拠地アノエタで迎え撃った。

 日程面ではソシエダが中2日、ラージョが中5日と不利なソシエダだったが、立ち上がりから主導権を握る。主に右サイドの久保が攻撃を組み立て、次々にDFアルフォンソ・エスピノを抜き去るドリブル突破でチャンスメイクしていた。

 すると前半23分、先制点も久保から生まれた。久保は左CKを蹴った後、そのまま左サイドで二次攻撃に備えると、MFアンデル・バレネチェアからのスルーパスに高い位置で反応。縦突破を仕掛けたDFイバン・バジウを抜き去り、最後は冷静なグラウンダークロスでオヤルサバルにプレゼントパスを送った。

 これをオヤルサバルが冷静に決め、ソシエダは先制点を奪取。久保にもアシストがつき、UEFAヨーロッパリーグでの2アシストに続いて今季公式戦通算3アシスト目となった。

 その後は久保の突破に対するマークが厳しくなり、上半身のプッシングで倒された場面でも、主審にファウルを取ってもらえない場面が頻発。それでもソシエダは前半アディショナルタイム1分、オヤルサバルのポストプレーから育成組織出身のMFジョン・アンデル・オラサガスティが豪快なミドルシュートを突き刺し、2-0とした。オラサガスティは記念すべきトップチーム初ゴール。久保がすぐに駆け寄って祝福した。

 ところが前半アディショナルタイム6分、ソシエダは自陣ペナルティエリア内で空中戦を競り合った際、落ち際のボールをクリアしようとしたDFイゴール・スベルディアの足がMFオスカル・トレホに接触し、PKを献上。トレホ自ら蹴ったキックにGKアレックス・レミロが触れたものの、そのままネットを揺らされ、2-1でハーフタイムを迎えた。

 後半もソシエダの勢いは止まらず、後半17分にまたも久保のドリブル突破からビッグチャンス。久保がエスピノ、MFオスカル・バレンティンにユニフォームを引っ張られながらも前進し、右に渡すと、走り込んだオヤルサバルがゴール前にクロスを送り込む。これに反応したのはバレネチェア。右足で冷静にネットを揺らした。

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