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関西U-17キャンプで際の強さを発揮。神戸弘陵CB今井凛太朗は湘南FWと重ねた1対1も飛躍に結びつける

ゲキサカ / 2025年1月17日 13時51分

神戸弘陵高CB今井凛太朗(2年=福知山JYC出身)が球際の強さを発揮するなど印象的な動き

 11対11のゲームだけでなく、トレーニングから変化を示していた。神戸弘陵高(兵庫)のCB今井凛太朗(2年=福知山JYC出身)は、「2024地域トレーニングキャンプU-17関西」(14、15日)で存在感のある動き。175cm、69kgと特別なサイズがある訳では無いものの、無理が利く。崩されかけても一歩を踏み出してブロック。ゲームでは狙いすましたインターセプトから一気に攻め上がるシーンも幾度か見られた。

 今回のキャンプで守備意識について変化。年代別日本代表の指揮を執る廣山望監督やコーチ陣から、もう一歩寄せられるかどうかが、上に行けるかどうかの差になることを教わった。今井は「多分、今までやったら あそこまで行けてなかったと思うんですけど」。より一歩寄せることや、相手に前に向かせないことを意識高く実行し、自分の強みを際立たせていた。

 神戸弘陵は2学年上の世代が選手権でベスト16。今井は昨年から先発を務め、今回ともに「2024地域トレーニングキャンプU-17関西」へ参加したMF梅原良弥(2年)やMF池壱樹(2年)とともにインターハイに出場した。選手権予選を勝ち抜くことはできなかったが、湘南入りしたFW石橋瀬凪(3年)ら力のある先輩たちの姿や、自主練から学ぶことは多かったようだ。

「石橋瀬凪君とかはもう1人でゴールまで行ける選手で、自分はもう後ろで『凄いな』と思って見てたんですけど、逆にあれを止めれるようになったらもっと上まで自分も行けるのかなと思って、自主練で1対1とかしてもらったりしていました。まだ個人で(石橋の)スピードとかを止める能力はないんで、筋トレもそうだし、守備の技術もまだまだ上げていかないといけない」。新シーズンは先輩たちや今回のキャンプで学んだことを表現し、目標達成に結びつける。

「もうラスト1年なんで。まだまだ今のチームじゃ上まで上がれないと思うんで、自分や去年出てた何人かで引っ張り上げて、プリンス(リーグ関西1部)でも勝てるようなチームにしていきたい」

 今井は神戸弘陵出身の恩師や先輩の影響で福知山JYCから神戸弘陵へ進学。京都府トレセンにこそ入っていたものの、当時は飛び抜けた力を持っていなかったという。だが、高校でボランチからCBへコンバートされて視野が広がり、足元の技術力も向上。そして、特長の守備力を活かして関西U-17キャンプでも目立つプレーを見せた。その今井が、2025年シーズンにチームを引っ張り、「強い神戸弘陵」を作り上げる。

(取材・文 吉田太郎)

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