久保建英は前半だけで“温存”の途中交代…10人で敗れたソシエダ、EL16強入りは最終節次第に
ゲキサカ / 2025年1月24日 6時52分
[1.23 ELリーグフェーズ第7節 ラツィオ 3-1 ソシエダ]
UEFAヨーロッパリーグ(EL)は23日、第7節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダ(スペイン)は敵地でラツィオ(イタリア)に1-3で敗れた。前半30分に退場者を出したソシエダは3失点で前半を折り返すと、後半開始時に久保ら主力3選手を途中交代。この敗戦によって8位以内の決勝トーナメントストレートインは絶望的となったが、24位以上のプレーオフ行きに望みを残す中、26日のラ・リーガ次節ヘタフェ戦、30日のEL最終節PAOK戦に向けて“温存”起用を行った。
ソシエダは前半5分、早くも失点を喫した。ラツィオDFヌーノ・タバレスのFKが右サイドからゴール前に送り込まれると、クリアを試みたDFジョン・アランブルのヘディングが高く浮いてしまい、こぼれ球がゴール前へ。これをFWマリオ・ヒラに突き刺され、0-1となった。
なんとか攻めに出たいソシエダは前半8分、セットプレーのこぼれ球から久保が右足ダイレクトで狙ったが、シュートは力なくGKの正面。同12分には右サイドから仕掛けた久保が急加速でMFマテオ・グエンドゥジを抜き去り、前進を試みるも、3人に囲まれてボールを奪われた。
その後はソシエダが再び守勢に回り、次々とラツィオにビッグチャンスを作られたが、GKアレックス・レミロのスーパーセーブやMFブライス・メンデスのゴールライン上のカバーリングで追加失点は阻止。それでも前半23分、久保のパスを受けたMFルカ・スチッチの左足シュートが左ポストに弾かれると、直後にFWシェラルド・ベッカーも決定機を逃し、同点には至らなかった。
すると前半30分、ソシエダが窮地に追い込まれた。左サイドでFWグスタフ・イサクセンの突破に対応したDFアイエン・ムニョスがファウルで阻止すると、相手のチャンスを潰したとして、2枚目のイエローカードが出されて退場処分に。残り60分以上を10人の状態で戦うことを強いられた。
その後は再びソシエダが失点を重ねた。まずは前半32分、中央に顔を出したイサクセンを止め切れず、タバレスとのワンツーで右サイドの深い位置に攻め込まれると、折り返しのパスをフリーで受けたMFマッティア・ザッカーニに右足で沈められる。さらに同34分には、タバレスのクロスをFWバレンティン・カステジャノスにヘディングで叩き込まれ、早くも0-3となった。
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