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[新人戦]攻守が連動。4-0快勝の磐田東が初Vに王手:静岡

ゲキサカ / 2025年1月26日 6時50分

前半17分、磐田東高の選手たちがMF佐藤晴斗の先制点を喜ぶ

[1.25 静岡県高校新人大会準決勝 浜名高 0-4 磐田東高 愛鷹]

 磐田東が初優勝へ王手。令和6年度静岡県高等学校新人大会サッカー競技は25日、沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場で準決勝を行い、磐田東高が4-0で浜名高に快勝。23年ぶりの決勝進出を果たした。

 静岡県西部地区対決となった準決勝。公立の伝統校・浜名の先発はGK蟹江泰成(2年)、右SB原田翔太(1年)、CB長谷征紀(2年)、CB梶村拓夢(2年)、左SB内山昊樹(1年)、中盤は袴田康介(1年)と浅倉大雅(1年)のダブルボランチで右SH水野龍人(2年)、左SH加藤大和(1年)、トップ下が鈴木士道(2年)で、1トップに高瀬斗楠(2年)が構えた。

 一方の磐田東はGK三浦健心(2年)、右SB上原徹平(2年)、CB原崎晄(2年)、CB鈴木海生(1年)、左SB平野颯(2年)、アンカーが佐藤晴斗(2年)、2シャドーに後藤政紀(2年)と石川柚友(2年)、右SH加藤侍大(2年)、左SH遠藤有眞(2年)、そしてFW高田心羽(1年)の11人でスタートした。

 磐田東は山田智章監督が、年代別日本代表や世界のサッカーを参考に構築してきたという守備。DFラインから徹底してボールを繋ぐ浜名に対し、最前線の高田からコンパクトに連動してプレッシャーを掛ける。そして、“狩り場”となっていた加藤のところなどで奪い返しに成功。すかさずショートカウンターを繰り出していく。

 浜名はスキルの高い加藤のドリブルでDF間を突破したほか、鈴木、高瀬がDF背後へ一気に抜け出すシーンもあった。だが、磐田東は強度の高い原崎や上原、平野が対応。CB鈴木の空中戦の強さやGK三浦の飛び出しも含めてほとんど隙を見せない。

 その磐田東は前半17分に佐藤が左中間からブレ球ミドルをゴール右隅に突き刺して先制。19分にも、この日鋭いターンや推進力のある動きを見せていた後藤が右サイドを抜け出す。その折り返しを遠藤が右足で決めて2-0。磐田東は収める力と左足キックも特長の加藤や10番MF石川ら技術力の高い選手も多い。その後も加藤のカットインシュートなどで追加点を狙うと、26分には佐藤の左CKが相手オウンゴールを誘って3-0となった。

 磐田東は前半終盤こそ運動量が低下していたものの、後半に再びギアを上げてオールプレスとショートカウンター。13分には後半開始から出場のFW袴田琉聖(2年)が左サイドでボールを持つと、ドリブルで中へ持ち込み、最後は右足シュートで4点目を奪う。

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