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プレミア王者を最後尾から支えた礼儀正しき2年生守護神。大津GK村上葵が実感してきた豊かな人間性と信頼を勝ち獲ることの価値

ゲキサカ / 2025年1月27日 7時55分

U-17日本高校選抜の守護神候補、GK村上葵(大津高/2年=カティオーラFC U-15出身)

[1.26 練習試合 U-17日本高校選抜候補 2-1 駒澤大]

 近くで見続けてきたからこそ、偉大な先輩たちが築いた、偉大な結果の意味は十分過ぎるほどにわかっている。だからこそ、超えたい。もっと上を目指したい。どんなに困難な目標であっても、それを目指すことが自分たちにもたらすものの価値を、はっきりと教えてもらってきたのだから。

「個人としてもこういう選抜候補の合宿に参加しているからには、もっともっと立てる目標は上げないといけないと思いますし、大津高校としてももっともっと頑張って去年のチームを超えられるように、高校最後の1年を本当に悔いのないように過ごしたいと思っています」。

 プレミア王者で充実の1年を過ごしてきたU-17日本高校選抜の守護神候補。GK村上葵(大津高/2年=カティオーラFC U-15出身)はハイレベルなライバルと競い合う4日間に、最大限のモチベーションを携えて、積極的に挑んでいる。


「こういう活動は初めてだったので、不安な部分もありましたけど、意外にすんなりみんなに馴染めて、キーパー練習も楽しくできていますね。レベルも高いですし、本当に周りの選手の身長が大き過ぎるので、自分は身長が低い分、技術的なところでは負けないように精一杯頑張っています」。

 日本全国から40人の精鋭が集ったU-17日本高校選抜の候補合宿。村上は6人が招集されているGK陣のトレーニングから、既に小さくない刺激を受けている。

「キーパーコーチの大久保(隆一郎)さんが求めていることは自チームと違いますし、今日は木村さん(木村大地・日本高校選抜GKコーチ)にも練習してもらったんですけど、アドバイスをもらったことが自分で体感できるというか、『確かに伸びてるな』と感じて、心から楽しいなと思っています。本当にレベルの高い同世代のキーパーがいる中で、みんないろいろな特徴を持っていますし、良いところは吸収しつつ、自分も負けじと付いていこうと思っていますね。ここに来られて良かったです」。

 この日は駒澤大(関東大学L2部)と対峙した、30分×4本で行われるトレーニングマッチの2本目に登場。そこまでピンチを迎えるシーンも多くはなかったが、ディフェンスラインの背後に送られたボールには、的確な判断で的確な対応。30分間をきっちり無失点で凌ぎ切ることに成功した。


「毎試合毎試合成長していく自分も感じていましたし、自分のプレーで勝ったと感じる試合もあったので、2024年は本当に充実していましたね。いろいろな経験ができて、もっともっと頑張らないとなと思った1年でした」。

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