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憧れは3世代上の「14」。前橋育英の新主将候補、DF竹ノ谷優駕がU-17日本高校選抜でも声とプレーでチームの先頭に

ゲキサカ / 2025年1月27日 7時35分

U-17日本高校選抜選考合宿、DF竹ノ谷優駕(前橋育英高2年=クマガヤSSC出身)はプレー、声でも存在感

[1.26 練習試合 U-17日本高校選抜候補 2-1 駒澤大]

 選手権王者・前橋育英高(群馬)の新主将候補は、U-17日本高校選抜でも最も主将に近い存在になってきている。DF竹ノ谷優駕(2年=クマガヤSSC出身)は駒澤大との練習試合(26日)で3本目に左SB、4本目にボランチとして出場。選手権でも見せた強度の高い守備を大学生相手にも表現したほか、判断良くボールを動かすなどゲームメイクの部分でも持ち味を発揮していた。

 前日のU-17日本高校選抜選考合宿初日から「(想像以上に)竹ノ谷が良い」とコーチ陣の話題になっていたが、それはプレー以外の部分も含めての評価だろう。この日の練習試合でも率先して声を発し、各選手が喋る雰囲気を作り出していた。

「最初なんで、恥ずかしがったり、声出さないっていうのがある中で、雰囲気良くするのもチームが強くなるために本当に必要だと思っているので。(正式決定はまだ先だが)前育でもキャプテンにもなると思うんで、こっちでもしっかり全員引っ張ってきて、それでチームワーク良く自分たちのアピールができたらいいなって思いで、しっかり声を出して、(同時に)プレーでもしっかり見せれたらなと思っています」。高校選抜は所属チームもバラバラで、それぞれが強い個性の持ち主だが、本人は非常に前向き。声とプレーでチームを引っ張る意気込みだ。

 竹ノ谷にとって憧れの存在は、3世代上の前橋育英やU-17日本高校選抜を引っ張ったボランチだ。「自分、徳永涼さんに憧れて(前橋育英に)来たんで。(チームリーダーとしても)ほんとに徳永涼さんを超えるような存在になっていけたらなと思っています」。現筑波大のMF徳永涼は前橋育英の主将、チームにとって大事な「14」を背負う存在として、2022年インターハイで優勝。前橋育英だけでなく、高校選抜、年代別日本代表でもそのプレーと声、姿勢でチームを引っ張っていた。

「徳永涼さんがどういうタイプだったか直接は見てないんで分からないんですけど、プレーとかも若干似てる部分もあると思いますし、キャプテンシーの部分では自分、明るさとかそういうところもあるんで、また違うところでチームの良さとか出せるような存在になっていけたらいい」

 伝え聞いている徳永のリーダーシップの部分と、1学年先輩のMF石井陽(3年)のチームワークを大事にする部分を上手く組み合わせて前橋育英や高校選抜の雰囲気を向上させ、結果も勝ち取ることを目指していく。

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