1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

高校選抜選考合宿中にはコンビを組んできた“ヒガシの相棒”との「ニアミス」も!東福岡DF山禄涼平が国立で感じた「チームを代表してピッチで戦う意味」

ゲキサカ / 2025年1月28日 19時26分

日本高校選抜候補のセンターバック、DF山禄涼平(東福岡高/3年=ブリジャール福岡FC出身)

[1.27 練習試合 日本高校選抜候補 5-7 東京国際大]

 それはもちろん最後の1試合まで勝ち残りたかったけれど、国立のピッチに立った経験は、これからのサッカー人生にとっても、間違いなく大きな自信を持ち続ける後ろ盾になってくれる。この選抜活動も1つのきっかけにして、より広い世界へと羽ばたいてみせる。

「選手権でベスト4まで行けたことは、自分たち3年生の最後の大会という意味でも良かったですし、ヒガシが来年、再来年ともっと上の舞台に行ってくれることは間違いないと思っているので、後輩たちにも良いものを残せたのかなと思います」。

 日本高校サッカー選抜の最終ラインで存在感を高めている“ヒガシの壁”。DF山禄涼平(東福岡高/3年=ブリジャール福岡FC出身)が着実に向上させてきた守備力は、ハイレベルな選手たちが集まっているこのチームでも、十分すぎるほどに通用している。


「最初の方はコミュニケーションもまだ取れていなくて、課題も多く見つかったんですけど、日が経つにつれてコミュニケーションも取れてきて、自分のやれるところも出せてきたので、だんだん良くはなってきているのかなと思います」。

 高校選手権で活躍を見せた選手を中心に、高校年代のタレントが集結している日本高校選抜候補の選考合宿。東福岡高からはMF神渡寿一(3年)とともに参加している山禄は、DF奈須琉世(流通経済大柏高/3年)やDF岡部タリクカナイ颯斗(市立船橋高/3年)とセンターバックでコンビを組み、チームを後ろから盛り立てていく。

 今回の選抜は、丁寧なビルドアップから攻撃を組み立てていくスタイルを採用。「ヒガシでも試合に関してはあそこまではしないですけど、練習のハーフコートゲームではビルドアップもやってきたので、その部分が生きているのかなと思います」と時間を重ねるごとに、山禄もそのやり方へとアジャストしていく姿勢を打ち出す。

 3日目に開催された東京国際大(関東大学L1部)とのトレーニングマッチ(30分×4)では、日常からコンビを熟成させてきた“相棒”との『ニアミス』があった。東福岡で山禄とセンターバックを務めてきたDF大坪聖央(3年)が、4月からの入学に先駆けて、この日の試合の東京国際大側のメンバーに入っていたのだ。

「(大坪)聖央とLINEして『明日いるよ』ということは連絡していたので、同じタイミングでやれたらいいなと思っていました」と山禄が話せば、「自分は優秀選手には入ったんですけど、選抜には入れなかったので、『また向こうで話そう』みたいに言っていました」とは大坪。2週間前まで同じ色のユニフォームを着ていた2人が、別々のチームの選手として時之栖で再会する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください