プレミアで積み重ねた自信を携えて笑顔で発揮するリーダーシップ。神村学園DF中野陽斗が発した「神村のキャプテン」への立候補宣言
ゲキサカ / 2025年1月29日 20時9分
「この合宿で前育の選手は結構仲良くなりましたね。(竹ノ谷)優駕はコミュニケーションを取るのが得意で明るいので、結構話しますし、白井(誠也)くんは『決勝は吐きそうだった』と言っていたので(笑)、それぐらい重圧が凄いんだなと思いました」。来年こそは、自分があの舞台へ。経験者の話を直に聞いたことで、より強い決意を固めている。
この合宿後は鹿児島に戻り、自チームで過ごす日常を重ねることになるが、中野はある“野望”を心に秘めている。「新人戦は自分がキャプテンをやっていたんですけど、有村先生は複数人のキャプテンを作ると言っていたので、何人かの試合に出ているメンバーで引っ張っていけたらなと思います。ただ、『神村のキャプテン』というのは重圧もあると思いますけど、そこも乗り越えていかないと個人のレベルアップにも繋がらないですし、その経験は社会に出てからも自分を助けてくれると思うので、そういう面でもキャプテンをやってみたいと思っています」。
ガンバ大阪でプロキャリアをスタートさせている名和田我空が昨季は背負っていた、『神村学園のキャプテン』への立候補宣言。届きかけた日本一への再挑戦となる新シーズンは、オレがこのチームを牽引していく。2025年を戦う神村学園のリーダーに名乗りを上げた中野陽斗、要注目。
(取材・文 土屋雅史)
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