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青森山田が東北初戦を2-0で勝利。新10番の注目MF小山田蓮は偉大な先輩たち同様「青森山田を引っ張っていけるように」

ゲキサカ / 2025年2月1日 22時36分

新生・青森山田高の10番、キャプテンマークを託されたMF小山田蓮(2年=青森山田中出身)

[2.1 東北高校新人大会1回戦 青森山田高 2-0 仙台大明成高 JヴィレッジP1]

 新生・青森山田が2-0で初陣勝利。1日、第24回東北高等学校新人サッカー選手権大会1回戦が行われ、青森山田高(青森1)がFW杉山大起(2年)とFW深瀬幹太(2年)のゴールによって2-0で仙台大明成高(宮城3)に勝利。青森山田は2日の準々決勝で尚志高(福島1)と戦う。

 青森山田新チームの2025年初陣は、10番とキャプテンマークを託されたMF小山田蓮(2年)やMF長谷川滉亮(2年)が個性を発揮。また、187cmのCB月舘汰壱アブーバクル(2年)や交代出場の186cmCB大場光翔(2年)が抜群の高さを披露したほか、昨年から先発を務めるU-17日本高校選抜候補GK松田駿(2年)や左SB福井史弥(2年)が隙なく守るなど、青森山田らしく無失点で70分間を終えた。
青森山田の注目守護神、GK松田駿
 縦に速い攻撃やサイド攻撃だけでなく、先を見据えて小山田らが丁寧にボールを動かすことにもチャレンジしていた。ただし、雪の青森でできなかったコンビネーションの部分も、個の部分もまだまだ。果敢にボールを繋いで攻めてくる仙台大明成からボールを奪い取っていたものの、焦りもあって得点を重ねることができなかった。

 小山田は「自分たちが思っていた以上に自分たちの良さが出せなくて、結果も内容も不甲斐ないものになってしまったので反省しています」と首を振り、正木昌宣監督は「テーマとしては個人のところ。物足りなさがあったので、そこは『明日に向けてもっとやろう』と話しました」と語っていた。
中盤で効いていたMF長谷川滉亮
 昨年は選手権、プレミアリーグ日本一の次世代という重圧とも戦った一年だった。連覇を狙った選手権は10年ぶりの初戦敗退。だが、青森県内の公式戦連勝記録を維持し、インターハイベスト8、プレミアリーグEAST残留という結果を残してくれた。正木監督は「良くやってくれたので。(歴史を)繋いでくれた先輩たちの思いを受け止めて、もう一度全国優勝というところに向かってやって欲しいし、個人としてももっともっと上で活躍できる選手がいると思うので、そこも出せていけたら」と期待する。

 指揮官は今大会の10番に小山田を指名。「番号を背負わせている期待もありますし、足元の技術もそうですし、繋ぎのところもできるし、フィニッシャーの仕事もできるし、あと彼の足りないところは守備の部分だったりというところがあるので。それをやっていければ」と求める。昨年、プレミアリーグEASTなどで“出世番号”の「7」を背負ったが、なかなか定位置を獲得することができなかった。

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