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[新人戦]「2点以上は取れると思っていた」。尚志が自慢の攻撃力を発揮し、青森山田に4発逆転勝ち

ゲキサカ / 2025年2月2日 19時31分

尚志高は後半12分にFW岡大輝(11番)が同点ゴールを決めるなど、4発逆転勝ち

[2.2 東北高校新人大会準々決勝 青森山田高 1-4 尚志高 JヴィレッジP4]

 尚志がライバルに4発逆転勝ち! 第24回東北高等学校新人サッカー選手権大会は2日に準々決勝を行い、2年ぶりの優勝を狙う青森山田高(青森1)と2連覇を目指す尚志高(福島1)が激突。尚志が後半の4ゴールによって4-1で逆転勝ちした。

 MF阿部大翔(2年)が「東北ではライバルなんで、絶対に負けられないので、試合前から気合が入っていました。絶対に負けれない戦いだった」と振り返り、キャプテンマークを巻いたMF小曽納奏(2年)は「(コーチの)小室(雅弘)さんからも『ここが決勝戦だよ』と言われていたので、ここ勝てて良かったと思います」と喜んだ。尚志がライバルの青森山田から4得点。2025年度シーズンへ向けて自信をつけた。

 青森山田の先発はU-17日本高校選抜候補GK松田駿(2年)、DF菱田一清(2年)、月舘汰壱アブーバクル(2年)、島津亮太(2年)、福井史弥(2年)、MF長谷川滉亮(2年)、ゲーム主将の小山田蓮(2年)、麓萊凜(2年)、今田匠(2年)、FW深瀬幹太(2年)、杉山大起(2年)の11人。一方の尚志はGK門井宏樹(2年)、DF榎本司(2年)、松澤琉真(2年)、西村圭人(2年)、木村心貴(2年)、MF小曽納、阿部、日比野修吾(2年)、臼井蒼悟(2年)、U-17日本高校選抜候補FW根木翔大(2年)、岡大輝(2年)の11人でスタートした。

 前半、尚志は守備センスの高い小曽納のインターセプトと攻め上がりから左の臼井がドリブルで仕掛けるシーンや、右SB榎本がゴール前へ潜り込もうとするシーンがあった。だが、相手のハイプレスを受けて思うようにボールを動かすことができない。一方の青森山田は菱田や長谷川が対人守備の強さを発揮したほか、島津や福井が最後の局面で突破を許さない。加えて、高さと前への強さを見せる187cmCB月舘が持ち場を離れて相手FWを潰し切るなど、シュートを打たせない。
尚志のMF小曽納奏はボール奪取力を発揮青森山田のスケール大きなCB月舘汰壱アブーバクルは前への強さを発揮
 その青森山田は最前線の深瀬を起点としたサイド攻撃。菱田のロングスローを含めて相手にプレッシャーをかける。24分に杉山を左サイド、今田をトップ下へ移行すると、28分に先制点を奪った。前からプレッシャーをかけて敵陣でボール奪取。長谷川から右中間へ抜けた小山田へパスが通る。最後は小山田の丁寧なラストパスから左の深瀬が左足シュートを決めた。
前半28分、青森山田FW深瀬幹太が左足で先制ゴール
 尚志も右の日比野をトップ下に入れる4-2-3-1へスイッチ。形を変えて反撃しようとする。だが、前半終盤へかけてよりアプローチが深くなっていた青森山田はGK松田の安定感の高いキャッチングを含めて隙を見せず、自分たちのペースで前半を終えた。

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