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[新人戦]「2点以上は取れると思っていた」。尚志が自慢の攻撃力を発揮し、青森山田に4発逆転勝ち

ゲキサカ / 2025年2月2日 19時31分

 だが、後半3分、青森山田にアクシデント。セカンドボールの回収など、得意の守備で効いていた長谷川が負傷交代。MF藤原栄之郎(2年)を投入したものの、中心選手交代の影響は大きかった。

 尚志は後半、徐々にボールを保持する時間を増加。梅津知巳コーチが「プレッシャーに慣れて、トップ下を作った時にちょっと流れができて、SBが上がれるようになってきてボランチも空いてきたので予定通りというか。出来すぎです」というように、木村、榎本の両SBが高い位置を取れるようになった。同時に攻撃的ボランチ・阿部が攻撃に係わる回数を増やし、臼井のドリブルシュートなどで反撃。青森山田も小山田の力強い動きから麓がクロスを入れるなど追加点を狙う。

 だが、12分、尚志が同点に追いつく。根木のロングスローの流れから中央でボールを持った元FWのCB松澤がドリブルでDFをかわす。最後は混戦から左の岡が左足シュートを決め、1-1とした。
尚志は後半12分、FW岡大輝が同点ゴール
 青森山田はセットプレーやクロスから再び勝ち越しを目指す。だが、ハイボールで強さを見せるGK赤根、西村、松澤の両CBを中心とした尚志の守りは堅い。逆に尚志は17分、左中間の根木が臼井からのパスを受けると、ターンから右足一閃。見事な一撃を右隅に決め、逆転した。
後半17分、尚志はU-17日本高校選抜候補FW根木翔大が右足で勝ち越しゴール
 青森山田はCB大場光翔(2年)を投入し、菱田を中盤へ。攻撃的な陣容にして反撃したが、尚志が突き放す。24分、自陣で阿部が相手のキックを引っ掛けてロングカウンターへ持ち込む。阿部がドリブルで大きく前進し、左の臼井へパス。最後は臼井がドリブルから右足シュートを右隅へ決め、3-1とした。
後半24分、尚志はカウンター攻撃からMF臼井蒼悟が追加点
 この後、尚志はMF若林衣武希(1年)、青森山田はMF井上愼太(2年)を投入。青森山田は今田の左足FKや前線へ上がった大場のヘッドなどで反撃するが、尚志は相手の圧力を跳ね返す。逆に尚志は35+1分、連動した崩しから追加点。木村からのパスを受けた若林が右足で決め、4-1で勝利した。
尚志は後半35+1分、交代出場のMF若林衣武希がダメ押し点
 青森山田は例年に比べて地元の雪が多く、十分な準備ができなかったことは確か。正木昌宣監督は「ちょっと懸念していたところがモロに出てしまったというか、こういうスピード感のあるサッカーをやっていなかったので、ちょっとスピードが上がった時に例えば足を運ぶとか守備のところがどうかなというのがあった。(また、)核となる選手が抜けた時にそこのところでの修正力がこのゲームの中では追いつかなかったという印象です。(ここまで)何となくできていた感じがあったので、やっぱり、きょうのゲームで気づけてここからどう変わって行くかが大事になってくると思います」と語った。

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