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ベルギーから帰国即合流で恩師とも再会…U-20日本代表が誇る長身FW道脇豊、欧州近隣で輝く同世代FWの活躍に「負けていられない」

ゲキサカ / 2025年2月4日 21時23分

FW道脇豊

 U-20日本代表のエースストライカーを担うことが期待されるFW道脇豊(ベフェレン)が4日、所属先のベルギーから帰国し、AFC U20アジアカップに臨むチームに合流した。

 今月2日にベルギー2部第20節ヨング・ゲンク戦を戦った後、この日の早朝に帰国したばかりとあり、AC長野パルセイロとのトレーニングマッチには出場しなかったが、練習場でロアッソ熊本時代にコーチを務めた長野の藤本主税監督と再会。「まだまだこれから」とエールを送られたといい、「できれば試合に出て成長した姿を見せて、点を決めて“恩返し弾”にしたかったけど会えて話ができて良かった」と笑顔を見せた。

 2006年4月5日生まれで現在18歳の道脇は、186cmの長身と豊富な得点パターンを武器とする世代屈指のストライカー。昨年夏に熊本からベフェレンに期限付き移籍で加入し、今季はベルギー2部で17試合3得点を記録している。

 国際Aマッチウィーク期間外に行われるU20アジア杯は所属クラブに派遣義務がないため、欧州組の招集は難航しがちだが、今回はクラブの承諾により招集が実現。道脇は「チームからも『国際大会は経験と成長にもつながるいい大会だと思うから頑張って来い』と伝えられたので頑張りたい」と力を込めた。

 道脇にとって今大会は、5試合4得点でアジア制覇に導いた2023年夏のU17アジア杯以来の大陸トーナメント。「自分としてはU-17アジア杯ではいいイメージがあるので、その時以上にやっていきたい」。同年11月のU-17W杯では4試合無得点に終わった悔しさも胸に、より高い水準のパフォーマンスを見せていく構えだ。

「U17アジア杯は優勝できたけど、W杯ではチームの結果も個人の結果も全然納得のいくものではなかったのでリベンジしたい。まずはアジアでW杯出場権を獲得することに集中して頑張っていきたい」(道脇)

 そんな道脇だが、ベルギーでの現在地は「自分の持ち味であるクロスからのシュート、シュート力、背後への抜け出しは通用すると思ったけど、フィジカル面ではまだまだ足りないところが多い」というもの。Jリーグでは試合を重ねるにつれて当たり負けしない姿が目立っていたが、現地のCBからはさらに高水準のぶつかり合いを強いられているようだ。

「日本のCBは考えてプレーしてくるような印象があったけど、ベルギーはフィジカルでファウル混じりのタックルをしてきて、それで倒れても『弱いだけ』と思われて笛を吹かれなかったりもする。そういう環境に慣れるのが大変」。もっとも、アジア杯やW杯でも日本人選手は同様の傾向が見られるだけに「(経験している立場として)違いを見せられればと思う」と意気込む。

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