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広島ユース以来の10番は「ちょっと緊張」、予選ハットのU-20日本代表MF中川育(流通経済大)「アシストや得点で結果を」

ゲキサカ / 2025年2月5日 8時15分

MF中川育

[2.4 練習試合 U-20日本 3-1 長野 高円宮記念JFA夢フィールド]

 今年初の実戦をこなし、少しずつU20アジアカップに照準を合わせている。U-20日本代表MF中川育(流通経済大)は3本45分形式の練習試合・AC長野パルセイロ戦で2本目15分から3本目まで出場。「この試合をきっかけにどんどんコンディションを上げていけたら」と振り返った。

 長野戦では2本目途中出場から4-4-2の右サイドハーフ、3本目は左サイドハーフを務めた。代表では主に右サイドに立ち、「オフ・ザ・ボールの動きや背後への動き出し」を意識。一方、左サイドには自信も見せながら「左で出たらドリブルや仕掛けることが得意」と語る。今年初の実戦となった長野戦は「攻撃面ではミスも多くて目立ってしまう場面が多かった」と振り返った。

 サンフレッチェ広島ユースから流通経済大に進学。大学1年目は序盤で右足首を脱臼してしまい、約3か月間をリハビリしながら過ごした。夏以降に復帰し、総理大臣杯で公式戦デビュー。昨年9月のU20アジア杯予選でもメンバー入り。第2戦・ミャンマー戦(○6-0)ではハットトリックを達成した。

「相手が相手というのもあったけど、そこで結果を出せたのはよかった」(中川)。アジア相手にひとつの手応えを掴むと、U20アジア杯予選から帰還後には関東大学リーグでもデビューを果たした。

 長野戦ではランダムに背番号が決められ、中川は背番号10を着用した。プレミアリーグWEST制覇を果たしたユース時代にも着けていた番号だが、「ちょっと緊張した」と笑顔。U20アジア杯を来週に控えるなかで「気持ち的には楽しみ」と意欲を見せた。

 8日の富士フイルムスーパーカップ2025終了後にサンフレッチェ広島からチームに合流するMF中島洋太朗とFW井上愛簾は、中川にとってユース時代に2年ともに戦った後輩だ。特に中島は小学校から過ごしたこともあり、「洋太朗は動き出せば(パス)を出してくれるという感覚でやっている」と信頼を寄せる。

 チームは少しずつコンディションを上げ、後日合流組も加わって、来週14日のグループリーグ初戦・タイ戦に臨む。「チームとしてはW杯出場を決めることと優勝することも大事。個人では前線の選手なので結果が求められる。アシストや得点で結果を出していけたら」。個々の持ち味を生かしながら、アジアの舞台での躍動を誓った。

(取材・文 石川祐介)
●AFC U20アジアカップ2025特集

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