「小さい頃からありがたいこと注目されてきて…」あの“神童”がついに世界挑戦へ。U-20W杯予選に臨むFW石井久継(湘南)「初めてなので楽しみ」
ゲキサカ / 2025年2月6日 6時20分
小学生の頃からメディアを通じて大きな注目を集めてきた“神童”がついに、世代別W杯を争う舞台に立とうとしている。U-20日本代表FW石井久継(湘南)は今月中旬開幕のAFC U20アジア杯を前に「こういった大会は初めてなので個人的にも楽しみだし、何でもいいから爪痕を残してチームを勝たせたい」と意気込みを語った。
2005年生まれで現在19歳の石井は23年、湘南U-18からトップチームに昇格したウインガー。昨季までにJ1リーグ戦通算18試合1得点を記録し、10代にしてプロ選手としての経験を積み重ねてきたことで、今大会では4-2-3-1のサイドハーフで主力としての活躍が期待されている。
そんな石井だが、ここまでは世界を争う舞台の経験は一度もなかった。2020年にU-15日本代表候補に初選出されて以降、毎年のように代表チームには選出されていたが、コロナ禍のため対象年代のU-17W杯(21年)が中止となったことも影響し、対外活動の大半は公式大会ではない海外遠征。昨年のU20アジア杯予選は負傷離脱中だったため、20歳を迎える今年、ようやく世代別W杯につながるアジア予選のメンバーに初めて入った。
その名が初めて世の中に知られたのは小学生時代だったこともあり、ここまでは長い道のりだったようにも思われる。石井は岡山県出身ながら小学生時代は広島県の福山ローザス・セレソンでプレー。類まれな技術を活かしてダノンネーションズカップ日本予選やU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジで活躍し、多くのメディアを通じて“神童”“天才少年”として注目を浴びた過去を持つためだ。
もっとも、石井自身にとって世間からの注目は、未来に向けての重圧ではなく、サッカー選手として心地よいものであった様子。ここまで辿り着くまでに焦りはなかったという。
「小さい頃からありがたいことに注目されてきて、良くも悪くもそんなに気にしたことがない。サッカーが好きで、サッカーをやりたくてやっているというイメージなので、もちろん注目はされたいし、悪いところにでもいいからたくさん注目してもらえればいいなと思っています」(石井)
そんな中での期待や注目の声は「みんなサッカー選手は目立ちたがり屋なので(注目が)嫌になることはなかった」と冷静に受け止めていたようで、「もちろん親とかはプレッシャーとかで心配するところもあるかもしれないですけど、やっている選手は嬉しかったです」と率直な思いを明かした。
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