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久保建英以来の出場となる“中学3年生”が国立の舞台で豪快なゴラッソ!トップチームのキャンプにも帯同した15歳、長南開史(柏U-18)が解き放つ確かな才能

ゲキサカ / 2025年2月8日 17時30分

豪快なゴールを突き刺したU-18 Jリーグ選抜MF長南開史(柏U-18/中学3年=柏レイソルU-15)

[2.8 NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜 4-1 日本高校選抜 国立]

 もうこの15歳に“中学3年生”という枕詞は必要ないのかもしれない。既に昨季から高校年代最高峰のプレミアリーグで躍動を続け、年明けにはトップチームのキャンプにも参加。そのうえ、この日は国立競技場でゴールまで決めてしまうのだから、ただただ恐れ入るばかりだ。

「いつもプレミアを見に来てくれたり、応援してくれている人がたくさんいて、今日はそういう人たちにも結果でお礼がしたいという想いでやりました。もう今年中には絶対にトップチームでデビューしたいですし、プレミアリーグのような公式戦でもっと結果を残せば、トップの方でもチャンスをもらえると思うので、まずはプレミアリーグで活躍したいなと思います」。

 黄色いユニフォームを纏う太陽王に、あるいは日本サッカーそのものに、明るく射し込む希望の光。U-18 Jリーグ選抜唯一の中学生、MF長南開史(柏U-18/中学3年)は初めて立つ聖地を舞台にしても、いつも通りの長南開史だった。


「自分的にはプレミアでも右サイドバックをやっていたので、そこが良かったですけど、今日は左サイドバックをやってみて、意外と楽しいなと思いました」。Jリーグの新シーズンの幕開けを告げるFUJIFILM SUPER CUP2025の“前座”として開催されたNEXT GENERATION MATCH。長南はU-18 Jリーグ選抜のスタメンに指名され、左サイドバックの位置に解き放たれる。

 そもそもその選出自体が異例だと言っていいだろう。中学3年生がJリーグ選抜に選出されるのは、2017年大会の久保建英(レアル・ソシエダ)以来で2人目。昨シーズンのプレミアリーグEASTでは14試合に出場し、ゴールも決めているとはいえ、並み居る年上の選手たちを差し置いて白羽の矢が立つあたりに、この人に対する周囲の期待感が垣間見える。

 だが、プレーを見ればすぐに合点が行く。「最初は知っている人が2,3人ぐらいしかいなかったんですけど、2日目になるにつれて、みんな本当に優しくて、弟キャラみたいな感じでチームになじめたので(笑)、それものびのびできた要因かなと思います」とは本人だが、前日練習の紅白戦でもアシストを含めた好プレーを連発。年上の選手たちの中でも、何ら見劣りすることなく実力を存分に発揮していたのだ。

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