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[新人戦]選手権日本一・前橋育英の新チームがまず群馬1冠。MF平林とFW四方田のゴールで桐生一に競り勝つ

ゲキサカ / 2025年2月9日 15時55分

1-1の前半33分、前橋育英高FW四方田泰我(右)が決勝ヘッド

[2.9 群馬県高校新人大会決勝 前橋育英高 2-1 桐生一高 アースケア敷島サッカー・ラグビー場]

 新生・前橋育英がまず群馬1冠――。令和6年度群馬県高等学校新人サッカー大会決勝が9日に前橋市のアースケア敷島サッカー・ラグビー場で行われ、前橋育英高が2-1で桐生一高に勝利。6年ぶりの優勝を飾った。

 前橋育英は年末年始に開催された全国高校選手権で2度目の日本一。この日の先発は、GK蝦名理音(2年)、右SB瀧口眞大(2年、U-17日本高校選抜候補)、CB久保遥夢(2年)、CB市川劉星(2年)、左SB牧野奨(2年)、ゲーム主将のMF竹ノ谷優駕(2年、U-17日本高校選抜候補)、柴野快仁(2年、U-17日本高校選抜候補)、右SH白井誠也(2年、U-17日本高校選抜候補)、左SH平林尊琉(2年、U-17日本高校選抜候補)、FW四方田泰我(2年)、山西智也(2年)の11人。選手権決勝に出場した7人が先発を務めるメンバー構成となった。
選手権日本一経験者を多数残す新生・前橋育英
 一方、新人大会3連覇を狙う桐生一はGK坂井祐登(2年)、右SB長尾弥裕主将(2年)、CBゼイダム小田孟武(1年)、CB濱田大駕(2年)、左SB新山稜翔(2年)。中盤は内田大地(2年)と飯嶋大絢(2年)のダブルボランチ、右SH石井幌明(2年)、左SH原島謙伍(2年)、トップ下が中村碧意(2年)、そして1トップを森野ジョナン(2年)が務めた。
桐生一は県新人大会3連覇をかけた戦い
 開始早々、前橋育英が先制点を奪う。前半5分、右サイドから斜めのパスが入り、柴野がDFライン背後へスルーパス。これで平林が抜け出すと、最後は右足ループシュートでゴールネットを揺らした。
前半5分、前橋育英MF平林尊琉(2年、U-17日本高校選抜候補、右)が先制ゴール
 山田耕介監督も「綺麗だなと思いました」と表現した先制点。前橋育英は8分にも柴野のアウトサイドパスで右へ展開し、瀧口のクロスを四方田が合わせる。また、右の白井が2度のワンツーでゴール前へ潜り込んだほか、山西の奪い返しから速攻を狙い、平林がドリブルシュートへ持ち込むシーンもあった。
前橋育英の注目MF白井誠也(2年、U-17日本高校選抜候補)がドリブルで仕掛ける
 平林や柴野、白井の柔らかいボールタッチに相手スタンドからも称賛の声が挙がっていた。だが、前橋育英は2日前に修学旅行から戻ってきたばかりでコンディションは不十分。また、芝の影響でボールが弾んだほか、桐生一のハイプレスの前にミスが出るなど、なかなかテンポの良い攻撃をすることができない。山田監督も1点目のシーンを除くと厳しい評価だった。
前橋育英のMF柴野快仁(2年、U-17日本高校選抜候補)は警戒される中でのプレーだったが1アシスト
 一方の桐生一は前から献身的な守備と、的確なポジショニングによるビルドアップで対抗。中盤でボールを失うシーンもあったが、前日の準決勝で同点FKを決めている長尾のサイドチェンジや原島の縦突破、石井の裏抜けを交えた攻撃でゴール前のシーンを作り出していた。

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