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名古屋U-18DF森壮一朗「一番勝負したい」右SBで輝いた40分間…今春キャンプのトップ帯同ではJ1勢とCBで対峙「駆け引きの中で成長できた」

ゲキサカ / 2025年2月9日 21時10分

DF森壮一朗(2年)がオーバーラップで2点に関与

[2.8 NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜 4-1 日本高校選抜 国立]

 吉田麻也、菅原由勢、藤井陽也ら世界に挑むDFたちを輩出してきた名古屋グランパスU-18からまた1人、新たな逸材が誕生しようとしている。U-18 Jリーグ選抜の右サイドバックとして先発出場したDF森壮一朗(2年=JFAアカデミー福島U-15出身)は前半40分間のみの出場ながら、豪快なオーバーラップからの先制アシストを含む2ゴールに貢献。今年の目標に掲げる「Jリーグ出場」に向け、高校選抜を相手に圧倒的な存在感を示してみせた。

 4-2-3-1の布陣を採用するU-18 Jリーグ選抜で任されたポジションは右SB。普段は名古屋U-18が3バックを採用している関係で、かつて苦手だった左足強化の目的もあって左CBを中心に起用されているという森だが、この日は「右サイドバックという自分が一番勝負したいポジションでのプレーということで自信を持ってプレーしたし、限られた時間の中で結果を残してアピールできて良かった」と新たな手応えを感じる一戦となった。

 まずは前半19分、右サイドを豪快にオーバーラップし、相手の最終ライン裏を狙ったグラウンダークロスを供給すると、綺麗にGKとDF陣の間を抜けたボールがファーサイドへ。「昨日の練習でああいう形で湊海にクロスを上げて決めてくれていて、ナイスボールと言ってくれたし、あそこを狙っているのは練習でわかっていた。今日も出していこうと意識していた中、ああいうシチュエーションが生まれて、ああいうボールを蹴れたのは良かった」。FW吉田湊海(鹿島ユース/1年)が冷静に決め、森に先制点のアシストがついた。

 さらに前半24分には右サイドハーフのMF小林志紋がボールを持つと、森は先制の場面以上に猛烈なオーバーラップを敢行。だが、これは囮だった。「アグレッシブなオーバーラップも一つ自分の武器ではあるので、それを出せて良かった」(森)。これによって相手のマークがいったん外に意識を向けられる形となり、小林がそのギャップを突くスルーパスを送ると、FW大西利都(名古屋U-18/2年)の追加点が生まれた。

 直接的に結果を生み出した先制点と、陰の立役者となった追加点。その他にも積極的な攻め上がりからシュートも放っていた森は、40分間のプレータイムで見事に爪痕を残した。

「ミーティングで柿谷さん(柿谷曜一朗コーチ)に『結果を出す選手が上に行く』と言われていた。試合前に前半だけと伝えられていた中、この40分間でどれだけ結果を出すかを求められていた。1点目のアシストだったり、2点目のオーバーラップだったり、そういうところが結果につながったのはポジティブに捉えられると思う」(森)

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