1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

4月にU17アジア杯控えるU-17日本代表。“タフな”パラグアイ遠征で貴重な経験と南米王者との力試し

ゲキサカ / 2025年2月12日 20時52分

U-17日本代表がパラグアイ遠征前にトレーニング

 12日午後、パラグアイ遠征(2月12日~2月24日)に臨むU-17日本代表が千葉県内で約90分間のトレーニングを行った。チームは遠征中、パラグアイでU-17パラグアイ代表と2試合を行うほか、廣山望監督がかつて所属したセロ・ポルテーニョのU-18チームと対戦する予定。この日は、出国直前や出国後に合流予定のGK村松秀司(ロサンゼルスFC)、DFバンデラ吉田健太(カラベラ)、MF針生涼太(清水ユース)を除く17選手が、6対6プラス2フリーマンやPK、DF陣とFW・MFにSBを加えたメンバーに分かれてのメニューで汗を流し、トレーニングを終えた。

 DF陣は、ロングボールを拾って攻めてくることが予想されるパラグアイやU17アジアカップも想定したロングボール処理。「(パラグアイは日本が苦手とされる)クリアがチャンスになる典型的な感じなので。全部ちゃんと掃除するかっていうところが大事だと思っているから、ちょうどいい相手」と廣山監督はいう。

 そのパラグアイは、昨秋の南米選手権(U-16の大会として開催)準決勝でアルゼンチン、決勝でエクアドルを下して優勝しているチーム。廣山監督が「上手いとかじゃなくて、強いチームっていう印象です」。加えて、選手たちが「経験したことがない」というほどの長距離移動、気候への順応など「ある程度想定外とかスタッフ含めて難しいところ。でも、ある程度やれる選手は(現状でも)いるから、その割合を増やすのと、1回経験しとくと、だいぶその後の基準が変わってくる」(廣山監督)という狙いも持っての遠征となる。

 選手たちにとっては、U17アジアカップ前に南米王者と貴重な力試し。昨年のU17アジアカップ予選で7得点のFW浅田大翔(横浜FM)は、「アジアカップとワールドカップに向けてこの遠征があると思いますし、この遠征は絶対無駄にしちゃダメだと思うので、南米の強豪とできるので、この機会を無駄にしないようにしっかりいいトレーニングしていきたいです」と力を込めた。

 16チームによって争われるU17アジアカップは、4月4日(日本時間4月5日)が初戦。U-17ワールドカップ出場枠が4から8へ増えた影響によって、グループBで2位以内、準々決勝進出を決めた時点でアジア突破となる。

「確率的にはだいぶ楽にはなってるんですけど、逆に他のチームの目の色は変えてくると思う。これまで以上に日本戦を何とか凌げばチャンスが出てくるみたいな状況だと思うんですよ」と廣山監督。同グループのUAE、ベトナム、オーストラリアを退けてアジア予選を突破しなければならない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください