「ダルよりすごい」ムキムキボディーに球団職員が仰天!プロ3、4年目で中田翔より打球を飛ばした【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#3
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月23日 8時23分
大谷は20歳のとき、同級生にまだ身長が伸びていることを打ち明けた(C)日刊ゲンダイ
【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#3
ドジャースで活躍する大谷翔平(29)はいかにして世界屈指のパワーを手に入れたのか。
日刊ゲンダイが過去に連載した「秘話 大谷翔平『二刀流の血脈』」をパワーに焦点を当てて再編し、その軌跡を紐解いていく。【第2回】からつづく。
◇ ◇ ◇
花巻東高の2年夏、県大会の前にお尻と太ももの付け根に痛みが走った。いつになっても痛みは消えない。診断の結果は「左股関節骨端線損傷」。体が成長し切らないうちは残っている骨端線が損傷していた。それが判明して以降、打つことはできたが、投球練習は禁止された。その間も食事トレは続けたため、翌年の春のセンバツ出場時のガイドブックには「細身の体も、昨夏より体重が10キロ増えた」と書かれている。
中学時代の3年間で身長は166センチから186センチへと急激に伸びたものの、体が出来上がっていたわけではなかった。骨端線が体に残っているうちは、まだ成長途上。医者には「体のあちこちにまだ、骨端線が残っている。本当の意味で体が出来上がるのは23、24歳かもしれない」と言われた。
15勝を挙げて最多勝を獲得したプロ3年目の2015年1月、水沢の成人式に出席した当時20歳の大谷は、中学の同級生に「オレ、まだ(身長が)伸びてるわ」と打ち明けている。
プロ入り後、体が徐々に出来上がりつつあるのに並行して、大谷は人一倍、ウエートトレーニングに力を注いだ。プロ3、4年目、そのむき出しの上半身を見た球団職員のひとりは「同時期のダルビッシュよりすごい体をしてますよ」と仰天。試合前の打撃練習では当時、日本ハムの主砲だった中田翔よりも打球を遠くに飛ばしていた。
プロ4年目の16年11月、侍ジャパン日本代表メンバーとしてオランダとメキシコとの強化試合に出場。オランダ戦で放った打球は、東京ドームの右翼方向の天井に入る二塁打に。プロ野球の統一球より重たいメジャー公認球を、日本選手のだれよりも遠くに飛ばしていたのが大谷だった。(つづく)
◇ ◇ ◇
関連記事【続きを読む】…では、ビールに対する大谷の持論、世界にパワーを知らしめるようになった2022年の活躍などを詳しく報じている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
大谷の2024年のテーマの一つは「走ること」 デジタルブラジャー着用で鍛え抜いた下半身は「極太」に増強【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#最終回
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 17時0分
-
大谷の2023年は「打って投げて休みなし」…体が悲鳴を上げ、右肘靭帯がパンクした【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#6
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 14時0分
-
WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#5
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月24日 9時43分
-
22年は尻回りが推定1.5倍に増大、投げても打ってもMLBトップクラスの数値を量産した【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#4
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月23日 14時3分
-
花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#2
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月22日 15時10分
ランキング
-
1宇野昌磨 現役引退を発表「素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝」 5・14に会見
スポニチアネックス / 2024年5月9日 11時6分
-
2大谷翔平抜き去る2打席連発12号 “新ライバル”がMLB単独トップに…打撃2冠に
Full-Count / 2024年5月9日 9時23分
-
3大谷翔平のおかげで電話鳴りやまず「何が起きた?」 岩手愛に感謝の地元企業「野球一筋という印象が…」
THE ANSWER / 2024年5月9日 15時49分
-
4元大関琴風の尾車親方、任期満了まで3年残し相撲協会を退職へ…「後進に道を譲る」
読売新聞 / 2024年5月8日 23時9分
-
5衝撃事実!大谷翔平MVPの可能性はほぼゼロ 元番記者3人が断言「ベッツの方が上」
東スポWEB / 2024年5月8日 11時9分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください