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渋野日向子に未曾有の危機…昨季以上に精神的ダメージ大きい「5戦連続予選落ち」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月6日 9時26分

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渋野日向子(C)共同通信社

 米女子ツアー「Tモバイルマッチプレー」2日目、通算10オーバー68位で姿を消した渋野日向子(25)は、4大会連続の予選落ちとなった。

 4日間プレーして1オーバー69位だった初戦のホンダLPGAタイランドは予選落ちのない大会だったが、71人中オーバーパーはわずか3人で、渋野は下から3番目。予選落ち同然の結果だった。

 渋野の“5大会連続”というのは、今回が初めてはない。昨季も国内ツアーのブリヂストン女子、宮里藍サントリー女子、米国に戻っての全米女子プロ、全米女子オープン、Danaオープンの「5大会連続予選落ち」がある。

「でも、昨年と今年とでは本人の受け止め方はまるで違いますよ」と、プロキャディがこう語る。

「昨年は春先に左手親指を痛めて、サントリー女子ではインターロッキングのグリップを野球のバットを握るようなベースボールグリップに変えてみんなを驚かせた。そんな状態で海外メジャーを戦えるはずもなく、5大会連続の予選落ちは本人も納得できたはずです。ある意味、自分に言い訳ができた。今は辻村(明志)コーチの元でスイングの修正中とはいえ、クラブはしっかり振れている。それでも毎回カットラインを気にしてばかりで結果が伴わず、シード復帰を目指す立場で、今も(CME)ポイントなしというのも大誤算でしょう。こんな状態が続けばメンタルへの影響が心配です。イップスなど、良くない形で出なければいいのですが」

 18日開幕のシェブロン選手権も厳しい戦いが予想される。シブコスマイルはいつ戻るのか。

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