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渋谷凪咲は抜群のお笑いセンスを持った超逸材! TV界の“救世主”になる可能性も(高倉文紀)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月11日 9時26分

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渋谷凪咲(C)日刊ゲンダイ

【次世代バラエティー女王はキミだ!】#3

 芸人顔負けの「大喜利力」の高さが評価されるという、今までのアイドルにはいなかったタイプの注目の集め方をしたのが、2023年までNMB48で活躍した渋谷凪咲(27)だ。

 1996年8月25日生まれ、大阪府出身。NHK朝ドラ「ブギウギ」のモデルとなった歌手・笠置シヅ子も同じ8月25日生まれだということは、あまり知られていない。

 2012年に4期生としてNMB48に加入した渋谷は、2019年から関西ローカルの「大阪ほんわかテレビ」(読売テレビ)にレギュラー出演するようになった頃から、バラエティーでの才能を発揮。2020年には「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で麒麟の川島明が、バラエティーの出演者に「あの人がいると助かる」タレントを語り合うコーナーで渋谷凪咲の名前を挙げたことで、がぜんバラエティー界注目の存在に浮上した。

 NMB48のメンバーは吉本興業の系列会社に所属していることから(渋谷は2023年に卒業後、吉本興業に所属)、吉本のお笑い芸人と番組で共演する機会が多く、渋谷もそこでお笑いのセンスを鍛えられた。

 もうひとつ、彼女が大喜利力を培った原点の場所が、ラジオだ。

 もともとお笑い芸人のラジオ番組を聴くのが好きだったという渋谷は、2015年から2019年まで「NMB48学園」(ABCラジオ)というNMB48の冠ラジオ番組でモンスターエンジンの2人らとともにメインパーソナリティーを務め、大喜利に挑むことも少なくなかった。

■毒舌も絶妙

 渋谷凪咲は大喜利に強いだけでなく、時々やんわりと吐く毒舌も絶妙で、バラエティーの世界で平場と呼ばれているひな壇トークやロケにも強い。しかも、やわらかいルックスとゆっくりしたしゃべり方もあって好感度が高く、将来は川島明やバイきんぐの小峠英二のように、ゲストにツッコミを入れたり大喜利力を発揮しながら番組を回す、イマドキなタイプのバラエティーMCとしての活躍も期待される。

 イチゴを思わせるスイートな存在感も魅力的。最近ではサントリー「-196」のCMで千鳥と共演。昨年放送のドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ系)で南海キャンディーズの山里亮太をモデルとした主人公の交際相手役を好演するなど、女優としての才能もじわじわと開花しつつある。

 次はテレビのどのジャンルに渋谷凪咲が起用されるのかというのが、ちょっとした楽しみだ。彼女は、テレビを再び面白くしてくれる救世主なのかもしれない。

(高倉文紀/美少女・女優評論家)

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