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「グリーンチャンネル」元キャスター石山愛子さんが語る競馬の思い出、楽しみ方

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月14日 9時26分

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「グリーンチャンネル」元キャスターの石山愛子さん(C)日刊ゲンダイ

 テレビの競馬中継を彩る女性キャスターはファン注目の的。札幌出身のフリーアナウンサー、石山愛子さんは2005年から09年まで、グリーンチャンネル「中央競馬中継EAST」でメインキャスターを務めた経験がある。そんな石山さんに競馬の思い出や楽しみ方を聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 石山さんが初めて出合った競走馬は、なんと、あのハイセイコーだった。

「最初に競走馬を取材したのは、HBC(北海道放送)のアナウンサー時代です。ハイセイコーの30歳の誕生日に、プレゼントでニンジンをあげるという企画で道東の新冠町を訪ねました。当時の私はまだ20代でしたから、ハイセイコーの方が年上で。もちろん私でも知っている名馬でしたから感動しました。高齢でしたので、全国からたくさんの千羽鶴が牧場に届いてたことが印象に残っています。残念ながら取材から数カ月後にハイセイコーは死んでしまいました」

 新冠町の武田牧場で生まれたハイセイコーは、1972年7月、大井競馬場でデビュー。6連勝で翌73年、中央に移籍すると、3連勝で牡馬クラシック1つ目の皐月賞を制した。人気は競馬の枠を超え社会現象に。75年の引退後は新冠町の明和牧場で種牡馬として余生を過ごし、牧場は観光バスが訪れる名所にもなった。

 そんな石山さんがもっとも好きな競走馬は、ご存じ、ディープインパクト。武豊騎手が騎乗し、05年に無敗でクラシック3冠を制したスターホースだ。06年に勝利して有終の美を飾った有馬記念の観客動員数は11万人を超えた。

「あのときの有馬記念は5年間の競馬中継の仕事の中でも特に記憶に残っています。競馬場にいる何万人もが、ディープただ一頭に注目していたのです。全員がレースを見つめる中、ディープは優勝してサヨナラです。競馬場がひとつになっていましたし、もう感動しました! ディープの引退後、北海道の牧場に取材に行くチャンスがありましたが、会えて本当にうれしかったです。真冬でしたが、近くで見たディープは、世間の(人間の)イケメンより格好良かったです(笑)。ディープの周りにはウサギや猫たちがいて仲良さそうにしていたのを覚えています。競走馬は小動物たちと一緒に過ごすと癒やされるみたいですね」

番組でWIN5が的中!

 北海道でハイセイコーとディープインパクトを取材したエピソードはアナウンサーならではだろう。馬券の実績はどうなのか。

「キャスター時代は勉強のために競馬新聞などを読んでいましたが、中継で私情が入ってしまうのはマズイので馬券は買わないようにしていました(笑)。キャスターを辞めてからは大きな重賞レースのみ買っていました。買い方は、単勝と馬連が好きです。万馬券を当てたこともありますよ。そのときはお寿司を食べました(笑)。ただWIN5は競馬キャスター時代にも番組で買っていて、出演者5人が1人1レースずつ買い目を選ぶのです。責任重大なので真剣に考えていましたね。WIN5は指定の5レースの単勝を全部当てる馬券なので、的中させるのがとても難しいのですが、1度だけ当てたことがあります! でもそのレースは人気馬ばかりの組み合わせで払戻金は数千円でしたが(笑)。WIN5は友達と買うと楽しいと思います」

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