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中森明菜の配信復活で注目されるもう一人の歌姫…ちあきなおみは“生ける伝説”に

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月27日 9時26分

 ちあきを知るレコード会社関係者はこう話す。

「契約解除の理由はちあきが“自分の歌いたい歌を歌いたい“と主張し、社の方針に反したからと言われていましたが、どうやら真相は郷さんとの結婚にあったようです」

 その後、ちあきは東京・港区の広尾で喫茶店を郷さんと経営しながら、音楽活動を続けた。水面下ではちあきの復帰を音楽プロデューサーが画策。88年にテイチクレコードに移籍し、「紅とんぼ」の大ヒットで紅白に返り咲いた。91年には、美川憲一(77)とKINCHOの“タンスにゴン”のCMでお茶の間人気を集めたものの、翌年9月11日に郷さんが肺がんで死去。以降は芸能活動を休止、芸能界との関係を断ち切って姿を消した。

 郷さんの月命日の9月11日には、港区にあるお寺に必ず墓参するという情報を得て、筆者は2度ほど直撃したが、無言で取材拒否された。ちあきが歌手活動を休止してから、今年で33年目を迎える。

「たびたび発売されているちあきのヒット全集が売れているのは、それだけ復帰を期待しているファンが多いといことです」と言う前出のレコード会社関係者はこう続ける。

「一度は芸能界を干されながらも復帰したのは郷さんがいたからです。彼を失ってから、芸能界への未練はなくなった。それに定期的にリリースされるベスト盤やカラオケなどの歌唱印税が入ってくるほか、不動産を所有しているから生活には困らない。復帰するつもりはないと思います」

 ちあきは生ける伝説として語り継がれている。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

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