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テレ東・松丸友紀はお笑い系事務所に所属、テレ朝・林美沙希はプロ雀士と二刀流…女子アナ「働き方改革」最前線

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月1日 9時26分

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テレビ東京の松丸友紀アナウンサー(C)日刊ゲンダイ

 女子アナたちの転身が話題になっている。

 テレビ東京を6月末に退社する松丸友紀アナ(42)は7月以降、芸能事務所「プロダクション人力舎」に所属するという。松丸アナは青学大卒業後、2004年にテレビ東京入社。「ワールドビジネスサテライト」の担当などを経て、同局の人気バラエティー番組「ゴッドタン」などでひょうきんな一面も見せていたが、「おぎやはぎ」や「アンタッチャブル」らが在籍する、老舗のお笑い系事務所に所属することには驚きの声があがっている。

「キー局の女子アナがフリー転身する場合、ナベプロ、オスカー、ホリプロといった大手や、元フジテレビの女子アナを多数擁するセント・フォース系のフォニックスなどが多かったですが、22年に吉本興業とマネジメント契約を結んだ元フジテレビの久代萌美アナ(34)など、お笑い系の事務所を選ぶ例も出てきています。松丸アナは、番組でおぎやはぎとの交流もあったことから縁があったようです」(スポーツ紙芸能担当記者)

 一方、テレビ朝日で、お昼の「ANNニュース」を担当し、次期“報道のエース”と目されていた林美沙希アナ(33)は、昨年9月に、学生時代から憧れていたという「プロ雀士」のテストに合格。20年2月からユーチューブで「徹マン。林~プロ雀士への道~」のドキュメント企画が継続していたが、見事、プロの資格を手にした。

 4月14日には“プロ雀士アナ”として、念願の「Mリーグ」の実況にも初挑戦。その心境について発売中のフライデーにこう語っている。

「『報道キャスターとして、どうなるんだろう』とか『周りにどう思われているんだろう』という不安がないわけではなかった。それだけに、プロ雀士になってアナウンス部の後輩に『凄いです』『私も一生懸命になれるものを探したいです』と言われたときは嬉しかったですね」

アナウンサーの“フリー転身”も多様化の時代に

 今どきの局アナは、フリーの転身先も多様化し、副業や兼業も本人次第というわけだ。女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。

「女子アナの副業といえば、結婚式の司会が定番で、主にフジテレビなどの各局アナウンス室で認められていたり、謝礼の割が良い仕事が回してもらえるような環境ができています。社員教育の厳しい日本テレビではほとんど聞いたことがありませんが。あとは、15年前くらいから、グラビア出演やフォトエッセー集などの副業も増えてきましたね。林美沙希アナのプロ雀士挑戦は入社当時からの念願でしたが、収入を得るというよりは、ライフワークとも言えそうです」

 一方、松丸アナについてはこう続けた。

「お笑い系の事務所に入った松丸アナや、ベンチャー企業に転職する例も増えてきて、アナウンサーの“フリー転身”も多様化の時代に突入しつつあります。これからアナウンサーを志望される方にとっては、かつてのように局で看板アナを目指すことが絶対ではなく、いろいろなことに挑戦できるステップアップの仕事として、環境は整ってきていると言えるでしょう」

 今どきの局アナは、異業種転職は当たり前、副業もOKと、さすが時代の先端の行く“働き方改革”を実践しているようだ。

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