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また出てきたSMAP再結成情報…もう少し彼らをそっとしてやれないか(城下尊之)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月1日 9時26分

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香取慎吾(C)日刊ゲンダイ

【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】

 最近、香取慎吾(47)がテレビにVTR出演して、2016年にSMAPが解散するに至った当時を振り返っていた。

 それをきっかけにいくつかのメディアが「そこまで話すなら、再結成の可能性がかなり見込めるのでは?」といった記事を出していた。記事では、元ジャニーズ事務所の受け皿であるスタートエンターテイメントの福田淳社長が昨年、King & Princeの再結成について「みんなやりたいようにやればいい」と含みを持たせたことを“拡大解釈”し、それならば──と期待を持たせるような内容が書かれていた。

 しかし、元SMAPのメンバーたちは、それぞれのソロ活動を中心に一線で仕事をこなしている。木村拓哉(51)は俳優業をメインにソロ歌手活動もしていて、まもなく3枚目のソロアルバムを発売する状況だ。中居正広(51)はテレビ番組の司会業が中心で、その昔、「コンサートはやりたくない。シンドイし口パクになっちゃう」と冗談交じりに言っていたのが、今となっては本音に聞こえるほど。

 一方、「新しい地図」として活躍する香取はCMがメイン。草彅剛(49)は映画・ドラマで、稲垣吾郎(50)は定期的な舞台で俳優として活躍している。メンバー同士でしきりに連絡を取っているという話も聞かないし、福田社長と「新しい地図」の社長が会ったという話もない。つまり、今すぐどうこうという具体的な状況ではないのだ。

「同窓会」としてイベントをやれば

 ただ、「痩せても枯れても」と言っては申し訳ないが、SMAPというのは伝説のグループなので、再結成に関する動きや具体的な話がなくともニュースとしての注目度は高い。何かのきっかけがあるたびに話を蒸し返せば、ファンだけでなくたくさんの人が記事を読んでくれるので、狙い目、書き得になる。マスコミやSNS情報サイトなどの思惑が透けて見える。

 関係事務所などが前向きな話し合いをスタートしたというのなら扱う大義もあると思うが、「とにかく扱えばいい」という流れは、僕個人としては「そんなのあり?」と思ってしまう。当事者たちの迷惑も顧みず、最近は他の記事でもこうした手法が目立つ。

 僕の意見だが、SMAPに限らず、人気の高かったグループは、少なくとも10年以上経って昔の経緯を忘れた頃に「同窓会」としてイベントをやればいいと思う。ファンが殺到することは間違いない。

(城下尊之/芸能ジャーナリスト)

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