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伝説のサラリーマン投資家 日本株はバブルと呼ぶには程遠い「儲けるチャンスは大あり」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月3日 9時26分

■暴落時に持ち株は絶対に売らない

 ──個別銘柄選びで大切なことは何でしょうか。

 ネット証券に口座を開いて自分で選んだ銘柄を買いたいという人は、私の本に「小型株投資」で大きく儲ける方法について詳しく書かれていますので参考にしてください。ただシニアの方で配当金を目当てに投資したいという方にはREIT(不動産投資信託)なんかも投資対象として面白いかもしれませんね。なお私はSNSをやりませんので、私を名乗るアカウントはすべて詐欺です。

 ──著書では、さまざまな失敗例も書かれていますが、個人投資家が陥りやすい失敗とは?

「株は儲かるらしい」と周りにあおられて買ってしまって、その後暴落した時にパニックになって売ってしまうことです。これは株式投資ではもっとも愚かな行為で、絶対に避けなければいけません。本当は暴落時にさらに株式を買い増すのが成功への道ですが、個人投資家の方には精神的なハードルが高いかもしれません。また暴落した株を買おうと待ち構えていたとしても、「もっと下で買おう」と思っているうちに株価が反発して買いそこなうかもしれません。でも少なくとも暴落時に持ち株を絶対に売らないようにしてください。

(聞き手=矢田正人/日刊ゲンダイ)

▽清原達郎(きよはら・たつろう) 1981年に東大卒業後、野村証券に入社。スタンフォード大学で経営学修士号(MBA)を取得し、86年野村証券NY支店に配属。91年ゴールドマン・サックス証券東京支店に転じ、その後、モルガン・スタンレー証券、スパークス投資顧問を経て、98年タワー投資顧問で「タワーK1ファンド」を立ち上げ。2023年に運用を終了。

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