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歌手・市川由紀乃さんは2年連続紅白出場と海外公演が夢「今年80歳になる母を連れて行きたい」【死ぬまでにやりたいこれだけのこと】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月10日 9時26分

 もし私がセリフを間違えても、みなさんは「間違えたらフォローするから、かめへんよ」と言いながら笑いに変えてくださる。本当に楽しいんですよ。

 ですから、やりたいことはやる、遊びたい時は遊ぶ、行きたいところがあったら行く……というようにしています。

 朝、目が覚めて行きたい劇場公演とかコンサート、映画があったら迷わず出かける。四国に行こう、京都に行こう……。新喜劇を見に行かなきゃいけないと思ったら、京都の祇園花月から大阪のなんばグランド花月に移動して掛け持ちで見る。帰りには大阪のたこ焼きを食べて(笑)。

 今年出かけたのはお笑いのライブでは関根勤さん、コンサートは角松敏生さん……。

 フラッとラーメン屋に入ったり、立ち食いソバを食べたり、回転寿司屋にも行きます。ラーメンが好きなので、ユーチューブを見て伊豆方面の行列ができる店にも出かけたりもしました。1時間並んだりするのも平気なんです。

 電車にも乗ります。まだ全然、知られていないので、気づかれることはほとんどないです。ただこの前、電車に乗ったらおばあさんに声をかけられました。「市川よしのさんですか」って。「ちょっと惜しいな」と思いながら、「市川ゆきのです」って言って。おばあさんとは「どこに行ったんですか」「買い物ですか」なんてお話をしました。

 母親と一緒に歩いていると、母親で気がつくみたいなんです。私が出演した番組で母親の写真を使っていただいたりしたので、母親の方を覚えてくださっている方がいるんですね。

夢の舞台にまた立ちたい

 新喜劇に感化され、コンサートでも面白いことをやっています。「トラック野郎 ゆき五郎」というお芝居です。

 ステージにはデコトラの映像が流れます。登場人物はゆき五郎という男性。ゆき五郎が恋しているのが私の本名、松村真利という女性で、真利ちゃんは歌手になって市川由紀乃になり……。ゆき五郎は歌手になった真利ちゃんを思い、市川由紀乃の歌を歌いながら全国津々浦々トラックを走らせる……。

 八代亜紀さんはお亡くなりになりましたが、八代さんはトラック野郎のマドンナだった方です。大人気だった八代さんの歌、北島三郎さん、山本譲二さんの歌も歌いながら、お客さまとの掛け合いはアドリブで。

 言葉もべらんめえ口調だったり、私の新しいキャラをお客さんも笑ってくださいます。新喜劇で学んだことがコンサートで生きているんですよ。

 紅白に16年、17年と出場しました。やはりいつかあの舞台に戻れたらというのはあります。それにはいただいた仕事を一つ一つ精いっぱいやり、同時に面白いこともやる。最近は真剣にやればやるほど面白くなる気がしています。森昌子さん、川中美幸さんのステージがまさにそうでしたからね。

 そうやって頑張ったご褒美として年末の大きな舞台があるし、そこに立ちたい。それがいつになるかわかりませんが。今年は新曲「ノクターン」を歌いながら、いろんな経験を重ね、頑張っていきたいと思っています。

(聞き手=峯田淳/日刊ゲンダイ)

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