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扁桃腺がパンパンに詰まった小瓶を見せられて…徳永ゆうきさん扁桃炎での手術を振り返る

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月1日 9時26分

扁桃腺がパンパンに詰まった小瓶を見せられて…徳永ゆうきさん扁桃炎での手術を振り返る

徳永ゆうきさん(C)日刊ゲンダイ

【独白 愉快な“病人”たち】

 徳永ゆうきさん(演歌歌手/29歳)
  =扁桃炎

  ◇  ◇  ◇

 今年4月、扁桃腺の切除手術を受けました。“ビビリ”なので喉にメスを入れるなんて……とだいぶ悩みましたけど、今となってはもっと早くしておけばよかったと思うくらい良い変化がありました。

 扁桃腺は年に1~2回腫らしていました。でも痛みはなく熱が出た記憶もありません。その都度、病院に行って薬を飲めば治っていたので安心していたのです。

 ところが昨年の春は治りが悪く、いつもの薬を飲んでも治りませんでした。口の中を鏡でのぞくと、「うわっ! でかっ!」と思うほど、扁桃腺が右側も左側もパンパンに腫れていました。けれど、のみ込むときに圧迫感はあるものの痛みはないし、熱も頭痛も何もない。ただ扁桃腺が大きくなった感じだったので、もしこの仕事をしていなかったらそんなに気にしなかったと思います。

 昨年の6~7月に歌手仲間や周りの方々に教えてもらって、5~6カ所の病院を受診しました。言われたことはどこも一緒で、「薬で様子をみるか、手術するかの2択」でした。手術は怖かったので、歌うときに高音が出しづらい状態でも、ずっと「薬で様子をみます」と言い続けました。

 そのうち、腫れあがった扁桃腺で気道が狭くなってしまい、いびきがすごくなりました。一番ひどいときには、扁桃腺が喉ぼとけに当たり、番組の収録中にほかの出演者のお話を聞いている間、ずっと「おえっ」とえずいて涙目になっていたことも……。それで、手術を考えるようになったんです。最近はお芝居の仕事をさせていただくことがあり、もし長期の撮影中に声が出なくなったら、多くの方に迷惑をかけることになるとも思いました。

 そうしたことから昨年末には手術を決意し、スケジュールのタイミングをみて4月に1週間入院して手術を受けました。腫れている部分をごっそり切り取る手術でした。

 同じ手術をした経験者から、術後がすごく痛いと聞きました。「喉の中にガーゼを貼るわけにはいかないから、のみ込むときには傷口にダイレクトに当たる」って……。それを聞いただけで「最悪や」と思い、かなり痛いことを覚悟しました。

 手術は全身麻酔。麻酔が入ったら3秒ほどで記憶がなくなり、気づいたら病室でした。朦朧とするなかで、先生に「これが取れたやつです」と、2つの小瓶にパンパンに詰まった扁桃腺を見せられました。その先生の笑顔に「そんな笑顔で言わんでも……」と思いながら、やっぱり“記念”なので、小瓶の写真を撮りました。

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