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岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月2日 9時26分

岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

岡田監督(C)日刊ゲンダイ

【連覇のカギは「岡田封じ」!?「みんなが打っていたら…」】

 交流戦終了直後の6月20日、スポニチは阪神の近本光司(29)の独占インタビューを掲載。その中身が、チーム内外で話題になっているという。

 注目は、岡田彰布監督(66)に関する発言だ。「連覇達成に必要なことは」との質問に近本は、「それはもう、何も気にせずに野球をやることじゃないですか。周りの声もそうですけど、自分の成績も気にせずにできることが一番いい状態。打っていなかったり、勝てていなかったら、どうしても気にするので。選手それぞれが、気持ち良く野球ができ、監督もコーチも試合を挑めているだけ、というのがいいのかなと」と言及。

 さらに「選手が活躍して監督を目立たせないことが理想」と振られると、こう言い切ったのだ。

「負けていたら、メディアの方は監督の発言を取り上げやすいですし、選手のマイナス面も取り上げがちです。でも、勝っていたら、選手の成績を取り上げやすいじゃないですか。みんなが打っていたら、監督の采配どうこうもない。だから、やっぱり勝つことが一番だと思う。とはいえ、そんな楽なことはないですけど…(笑い)」

■岡田監督へのアンチテーゼでは

 近本は、岡田監督の発言の受け止め方や、交流戦期間中に4番を打ったことに関しても丁寧に答えているが、チーム内では「選手やコーチに対して厳しくダメ出しを繰り返す岡田監督へのアンチテーゼではないか」との見方があるという。

 阪神は1日現在、34勝34敗5分けの4位。首位広島に4ゲーム差を付けられる一方、同率で最下位のヤクルト、中日とはわずか3差。振り向けば最下位のピンチを迎える今季、「岡田語録」は選手やコーチに対する不満とグチのオンパレード状態だ。

 これまで、不振に悩む佐藤輝や森下に苦言を呈すのは日常茶飯事だったが、最近はコーチへの批判が少なくない。

 5-6で敗れた6月30日のヤクルト戦(神宮)では、三塁コーチの藤本内野守備走塁コーチがヤリ玉に挙げられた。

 1点ビハインドの九回2死一塁で佐藤輝が左翼フェンス直撃の二塁打を放つも、本塁を狙った一塁走者の植田が本塁手前で悠々アウト。試合後の岡田監督は「信じられへんわ。何でも行けじゃないやろ。こんな狭い球場で。そこは状況判断やんか。先攻で1点負けてて、二塁、三塁でええんちゃう? (投手が)左で、次は2本タイムリー打ってるバッター(梅野)やで」と激怒した。

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