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今年も酷暑!元気に夏を乗り切る3つのポイント…冷房なしでは過ごせないが、冷房かけすぎが不調を招く

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月3日 9時26分

今年も酷暑!元気に夏を乗り切る3つのポイント…冷房なしでは過ごせないが、冷房かけすぎが不調を招く

冷房必須の日々で気を付けたいのは「冷え」/(C)日刊ゲンダイ

 ウェザーニュースによると、今年の7~9月は、観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する暑さとなる可能性とのこと。冷房必須の日々が続くだろうが、気を付けたいのは「冷え」だ。「漢方内科・婦人科・小児科 いくしま医院」(福岡県柳川市)の幾嶋泰郎院長に話を聞いた。

  ◇  ◇  ◇

「暑いからと、冷房をガンガンにかける。その中で、冷たい飲み物や食べ物を食べる。昔の夏と違って現代は、夏こそ体の深部を冷やす原因がたくさんあります」(幾嶋院長=以下同)

 冬のように明らかに寒ければ、自然と体を温めようとするが、夏は、本当は冷えているのに、それに気づいていないから厄介だ。

「体の深部体温は免疫力と密接な関係にあります。例えば風邪をひいた時、体内に侵入したウイルスを排除する防御反応として、体の表面の皮膚や筋肉に行く温かい血液が体の深部の血管に集まります。体に悪寒がはしり、しかし熱が出るのはそのためです。逆に、冷房がかかった冷えた環境で過ごすと、それ以上冷えないように、温かい血液が体の表面の皮膚や筋肉に行くので、体の深部が冷えてしまい、かえって免疫力が低下するのです」

 一時的であればまだいいものの、昨今は残暑が厳しいので秋に入っても冷房をつけっぱなし。1年の4分の1ほどは冷房の中で過ごすことになり、「冷え」が容易に慢性化してしまう。

「体内には生きていく上で欠かせない働きをする酵素があり、食べ物の消化・吸収に関わる消化酵素と、呼吸、運動、思考、エネルギー産生、自然治癒力などに関わる代謝酵素に大別できます。これらどちらの酵素も37度近い体温がないとうまく働きません。『冷え』があると消化不良や疲労感など、さまざまな不調が出てくるのはそのためです」

 冷えで酵素の働きが悪くなると、タンパク質の吸収も合成も低下して筋肉などの組織をつくることに支障を来し、熱の産生が滞る。つまり、「冷え↓熱産生低下↓さらに、冷え」といった負のスパイラルを招く。

「冷えの人は、深部体温がそれ以上下がらないように、ノルアドレナリンという交感神経を緊張させるホルモンが分泌され、末梢神経が収縮しています。交感神経が優位ということは、精神的緊張も伴っているということですから、睡眠に影響を与える。質の良い睡眠を得るには、交感神経と副交感神経のバランスが重要になります」

■38~40度のお湯で半身浴

 幾嶋院長は、漢方薬を治療に積極的に取り入れている。漢方薬には体を温める作用のものが多く、患者の体質に合ったものを選ぶことで症状の改善が見られるが、さらに提案しているのは「体を冷やさない生活」だ。

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