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サバンナ八木真澄さんは芸歴30年でFP1級合格!「反射神経を求められるバラエティーは向いていない」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月8日 9時26分

 20代は何もわからないまま、がむしゃらに生きている。それが30代前半になるとちょっとお金に余裕がでてきて、それまでよりワンランク上の店で飲食したり、服を買ったりして、一番充実している。

 それから結婚して家庭をもって、子育てにも忙しいのが40代。仕事も相変わらず忙しいけど、50歳前後になると、「あれ?」ってフッと気がつく。「こんなふうに居酒屋で飲み食いしてしゃべってても、何も生まへんな」って。

 それまで自分が大事やと思って、お金や気持ちをかけてきたことに、価値を感じなくなっていることに気付くんです。じゃあ、これからはどう生きたらいいのか。何を目標に生きていったらいいのか。

 中には趣味のゴルフや将棋で腕を上げることを目標にする人もいるでしょう。僕にはそういう趣味はない。じゃあ、尊敬する人のように生きることを目標にしたらどうやろう、と考えるようになりました。

間寛平師匠は信じられないチャレンジをしているから尊敬している

 僕が尊敬するのは間寛平師匠です。何で尊敬すんのかと考えると、テレビにたくさん出ているとか、お金稼いで成功しているとかじゃない。生き方なんですよね。昭和の情緒を感じるというか。夫婦仲がよくて、若手芸人に飯を食わしてる。

 それからチャレンジ。寛平師匠でいうたら、59歳でマラソンとヨットで世界一周するアースマラソンに挑戦されたり、フルマラソンを何日連続できるか挑戦されたり、信じられないような挑戦をされてます。

 もちろん、お笑い芸人としても尊敬しています。

 15年ほど前、サバンナやたむらけんじさん、ほしのあきチャンらと一緒にタイの大きな劇場に飛び込みで立ったことがあるんです。僕らは勉強したタイ語で笑わそうと頑張ったんですけど、全然ウケませんでした。

 ところが、寛平師匠だけが体を張った芸で爆笑をとらはった。本当にすごい。僕もこんなステージができたら理想やなと思うんです。

 ステージでお客さんに笑ってもらうのに加えて、僕がこれまで何カ月、何年と積み重ねてきたものをお客さんと近い距離で発表していきたいとも思っています。

「年収300万円で心の大富豪」という本で書いたような、FPの資格で身につけた知識や考え方を伝えていきたい。僕は銀行マンでも保険の営業マンでもないから金融商品を売ったりしない。ニュートラルな立場で伝えていけるんです。

 レイザーラモンHGと一緒に作った「未確認生物図鑑」(ヨシモトブックス)も4月に出させていただいたんですが、子供らにも想像の羽を広げて「未確認生物」の絵を描いてもらいたい。

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