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小出恵介さん大いに語る 醜聞での活動休止、演じることに悩みNYへ、そして結婚…3年前に俳優業を再開

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月8日 9時26分

小出恵介さん大いに語る 醜聞での活動休止、演じることに悩みNYへ、そして結婚…3年前に俳優業を再開

俳優の小出恵介さん(C)日刊ゲンダイ

【あの人は今こうしている】

 小出恵介さん(40歳)

 ドラマ「ROOKIES」(TBS系)やNHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などで活躍した小出恵介さん。7年前、未成年者との飲酒などが発覚し、事件は不起訴となったが、活動休止に追い込まれた。小出さん、今、どうしているのか。

 ◇  ◇  ◇

 小出さんに会ったのは、京王線・初台駅から徒歩7分の映画製作会社の会議室。この会社が製作した映画「愛のぬくもり」に主演したのだ。

「2021年に俳優業を再開してから、映画は4本目、主演は3本目です。今回はラブシーンに挑戦しました。十数年前にも経験はあるのですが、本格的なのは初めて。相手役の女優さんがストレスを感じないよう、気を使いましたね」

 小出さん、まずはこう言った。「愛のぬくもり」は異性間、同性間、男女が入れ替わった異性間などさまざまな“愛”が描かれたラブストーリー。小出さんは男性の体、女性の心で女性を愛するという、複雑な役を演じた。

■演技をしていない時間のほうが不自然

「今年はほかにも、この5、6月に舞台を3本、掛け持ちに近いスケジュールでやらせていただきました。気力で乗り切り、今は安堵感と達成感と(笑)。40歳になり、役者も20年。演じる役柄も仕事のやり方も、今まで以上に貪欲に挑戦したくて。17年にいろいろあり、演じることができなくなり、そのまま役者をやめる可能性も大いにありました。またやる資格があるのか、すごく悩みもしましたし。でも、その翌年にニューヨークへ留学したら、気付いたら演技の学校へ行き、エージェントを探していて。結局、僕は大学1年のときに芸能界に入って、順調に活動してきたので、演技をすることがずっと日常だったんです。演技をしていない時間のほうが不自然で、何をしたらいいのかわからなくなる。今、演技ができる機会が増え、自分らしさを取り戻してきた感じです」

 ニューヨークでは英語も学び、俳優として役を得るためにオーディションに挑戦していた。

「でも、小さい作品の小さい役でも、チャンスを得るのは簡単ではないですね。競争率は日本の比ではないですし。でも、それも成長するうえで必要な経験と時間でした。日本でいかに恵まれていたかを痛感し、より高いモチベーションを持てたので、無駄ではなかったと思っています」

 日米を往復しながら日本で活動を再開させ、今年から日本に拠点を戻したという。

「米国での挑戦も続けますが、日本でチャンスをいただくことが増えてきたので、日本でオファーをいただく、せっかくのチャンスを逃したくない、という気持ちが強く、それには日本を拠点にしたほうがいいと思いました」

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