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「石丸構文」は過去の「〇〇構文」を超えた!「生き様が丸出しでキャッチー」と識者指摘

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月10日 9時26分

「石丸構文」は過去の「〇〇構文」を超えた!「生き様が丸出しでキャッチー」と識者指摘

石丸伸二氏(C)日刊ゲンダイ

 東京都知事選挙で165万8363票を獲得して2位となった石丸伸二氏(41)。予想外の健闘で大注目を浴びているのはもちろん、選挙速報での開票速報でのスタジオとのやりとりが妙な形で視聴者の関心を集めている。

 主なものでは、7日に日本テレビ系がYouTubeで配信した「【東京都知事選挙】石丸伸二氏に聞く 今後の政治活動など 小池氏当確」における石丸氏と社会学者の古市憲寿氏(39)との会話シーン。石丸氏が言う「政治屋」という表現をめぐって、古市氏が「批判する政治屋と石丸さん自身がどう違うんですか?」という趣旨の質問を何度も浴びせるも、石丸氏は「何か堂々巡りになっている気がするんですけど、先ほど定義についてはお話ししましたよね」といった回答を繰り返すばかりで真正面から答えることはなかった。

 ネット上では、このやり取りを含め、浴びせられた質問に対してかみ合わない答えをする石丸氏の姿が大きな話題に。いつしか「石丸構文」なる名前がつけられ、これについてタレントのふかわりょう(49)がX(旧ツイッター)で、「【心配】石丸さん、サブウェイ注文できるかな」と投稿する事態に。すると、注文の選択の幅が広いとされる外食チェーン「SUBWAY」でのかみ合わない注文シーンを想定するXユーザーが「大喜利状態」となるなど、都知事選の枠を超えて、本人特有の珍奇なやり取りが注目を集めることとなっている。

「〇〇構文」といえば、通常は特定の人物の発言にありがちな表現の癖や、「おじさん構文」「おばさん構文」といった、特定の属性の人物が多用しがちなフレーズを指す言葉だが、ことに、「石丸構文」は「話がかみ合わないこと」の「状況」や「話がかみ合わないのは自分のせいなのに平然としている」という「態度」を指しているとも考えられる。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、「『石丸構文』は『会話の際にマウントを取りに行く』という、石丸さんの『生き様』が丸出しになっている点が非常にキャッチーです」と、その特徴を指摘する。

■「『石丸構文』はすでに『構文』という単語の意味からはみ出しています」

 このほか、石丸氏をめぐってはフジテレビ系で放送された「Mr.サンデー都知事選SP」の放送中に、司会の宮根誠二アナウンサー(61)との中継がつながった際や、元乃木坂46の山崎怜奈(27)との会話の際にも、要領を得ない回答をするシーンがあったが、井上氏は以下のように指摘する。

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