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氷川きよし待望の復帰コンサートが販売不振? 独立後にメディア出演がパタリとなくなったワケ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月19日 9時26分

■本当の意味で独立していない状況

 もう一つが、芸名問題だ。

「前事務所はイメチェン以降、氷川が名乗っていた『Kiina』という愛称の商標登録を昨年5月、特許庁に出願しています。このため、独立後、氷川はKiinaを名乗れないと言われていましたが、長良プロも『芸名使用に関して一切禁止も制限もしておりません』とコメントしているように、今回のコンサートツアー名に使用できています。しかし、同事務所は特許庁に出願を拒否されたため、4月に意見書を提出しています」(前出・芸能ライター)

 特許庁はKiinaの商標登録について、「出願人が独立阻止のために商標出願を行ったという記事が確認されることから、出願人には、不正の目的をもって本願商標の出願に至ったことが推認されます」と出願を拒否。

 それに対して、長良プロは4月に提出した意見書で、「タレント本人とは今後の活動及び芸名使用について協議を開始することに合意しておりますが、まだ具体的な協議には入っておらず、結論に至るには今しばらく時間がかかると思われます」とし、芸名については双方合意していないことが明らかになっている。

「氷川きよしという芸名も前事務所が商標登録していて、Kiinaと合わせて芸名問題が解決しないと、ビジネスを行う際に長良プロの許可が必要となります。さらに、氷川のファンクラブもいまだに前事務所が運営しているため、今の氷川は本当の意味で独立したとは言えない状況です」(前出・前事務所関係者)

 メディア露出が少ないことについて、大手プロダクション幹部はこう話す。

「メディアはタレントのトラブルを嫌う上に、A氏は芸能プロの業界団体である日本音楽事業者協会に常任理事です。そのため、他のプロダクションも氷川との共演を遠慮せざるをえないでしょう」

 独立したとはいえ、孤立無援状態だという氷川。今後の活動に光が差すことはあるのか。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 本記事で触れた「Kiina」の商標登録問題。何とも根深そうな一件は●関連記事【真相】氷川きよし危惧される電撃引退…所属事務所が「Kiina」商標登録を無断出願で“独立阻止”…に詳しい。

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