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室井滋さんの生活が激変するまで…若い頃は酒、麻雀、釣り三昧「元祖オヤジギャル」と呼ばれていた

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月22日 9時26分

室井滋さんの生活が激変するまで…若い頃は酒、麻雀、釣り三昧「元祖オヤジギャル」と呼ばれていた

室井滋さん(C)日刊ゲンダイ

 女優、エッセイスト、絵本作家として第一線で活躍する室井滋さん。昨年4月には郷里、富山の「高志の国文学館」館長にも就任した。現在、話題の連続ドラマ「南くんが恋人!?」(テレビ朝日系)に出演中。6月には絵本「タケシのせかい」(アリス館)も出版した。そんな室井さんの元気のもとは──。

  ◇  ◇  ◇

 女優の仕事ももちろんですが、書く仕事などその他の活動も私を元気にしてくれます。体調やバイオリズムをしっかり管理していたからよかったのかなあって、振り返ったりしています。

 若い頃は日本酒大賞奨励賞を受賞するほど大酒を飲んで、麻雀を打って、海釣りにもしょっちゅう行って「元祖オヤジギャル」なんていわれたぐらいでした。女優の仕事で忙しいのに、あまり寝ずに遊んでいましたね。それだけエネルギーがあったんですね(笑)。

 仕事は女優業の他にもエッセーも書き、多い時は「週刊文春」の連載「すっぴん魂」の他、月刊誌3誌にも連載を持っていたので、ほぼ3、4日に1本書くペース。月刊誌は400字詰めで12、13枚となかなかの分量がありました。なのに、居酒屋や雀荘でメンバーが集まる前に書いたり、入浴中、湯船に板の蓋を渡してその上で書いたりしていました。下書きは見開き400文字のジャポニカ学習帳の作文ノートや漢字ノート、さらに清書し、どこからでもFAX。今もそのスタイルです。

「書くネタには困らないんですね」

 喫茶店でもよく書いてます。もっぱら朝。生活が夜型から朝型になったので、夜12時に寝て朝6時に起き、急ぎの時は起きてすぐに書くこともあります。書くのは早いですよ。

 書くネタには困らないんですね。40代に入って、女優の仕事の際、マネジャーをつけずに自分で動くようになったおかげです。それまではスケジュール管理や移動、食事、ロケ先のホテルなど全部マネジャーがお膳立てしてくれていました。

 でも、それらを全部自分でするようになって移動は可能な限り電車に乗るようになったら、さらにいろんな人と出会い、ネタになる出来事に行き当たるんです。何が幸いするかわかりませんね。

 それとちょうど同じ頃、飼い始めたのが保護猫です。猫を飼ったことはキチンと生活するきっかけになりました。

 猫は本当にかわいくて居酒屋にも雀荘にも行かなくなりました。多い時には6匹いました。糖尿病になった子にはインスリン注射を5年間、朝晩打っていました。猫に合わせて規則正しい生活を送るようになったことが、自分の体調管理などにも役立ったと思います。

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