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室井滋さんの生活が激変するまで…若い頃は酒、麻雀、釣り三昧「元祖オヤジギャル」と呼ばれていた

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月22日 9時26分

 そんな当たり前のキチンとした暮らしをしていると、自分の考えもしっかり持つようになりました。ものを書き続ける上でとてもよかったし、今の私の元気の秘訣かなと思います。

 食にも相当気をつけるようになりましたね。昔は外食が多かったのですが、今は外食の機会は減ったし、1日に30品目を必ず食べるようにしています。元々食いしん坊で好き嫌いはなし。最近は故郷・富山に行くことが増えたので、富山のおいしい魚をいただく機会も増えました。

 1日2食で朝は納豆などで簡単に。納豆にはお酢を入れて。夜は普通にしっかり食べます。家で食事する時はお酒は飲まないので、自然と休肝日がもうけられています。おかげで、人間ドックを受けてもどこも悪くありません。薬もサプリも飲んでいません。コレステロール値が少し高いのですが、お医者さんが処方してくれた薬を飲んだら下がりすぎたので、今は薬ではなく、コレステロール値を下げるというアマニ油を取っています。

 ちなみに、富山の味覚のホタルイカにもコレステロール値を下げるという研究結果があるんですよ。それで最近は私も1日1杯(1匹)食べています。

 運動は家や駅の階段を駆けて上がったり、自転車によく乗ったりするぐらいなのに、足腰はすごく強い。

 睡眠も大丈夫。女優って日中、テンションを上げて演じた後、なかなかクールダウンできず、眠れない人が案外多い。でも、アマニ油を取ったり銭湯に通っているのがいいのかよく眠れます。銭湯には暑い夏も雨の日も通っています。

 こういう小さいことの積み重ねのおかげで私って健康なのかな。

「発売は東日本大震災のあった2011年の5月でした」

 絵本は「週刊文春」のエッセーの連載が終了した時に、出版社の方から勧められて書き始めました。デビュー作は自分の名前をテーマにした「しげちゃん」(金の星社)。絵は「週刊文春」で挿絵を描いてくださっていた絵本作家・長谷川義史さんです。今年の春から「しげちゃん」は光文書院の小学5年生の道徳本にも載ってます。

 発売は東日本大震災のあった2011年の5月でした。「多くを失った被災地の人々も親がくれた名前は永遠」と、東北のラジオ局や仮設住宅から「しげちゃん」の朗読会の話をいただきました。そこからさらに発展して長谷川さん、絵本に理解の深いピアニスト、サックス奏者と4人による「しげちゃん一座」をやるようになりました。笑いあり涙ありの絵本ライブショーです。構成担当はリーダーの私です。大人の方にも楽しんでいただいていて、7割くらいがそうですね。

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