天才物理学者アインシュタインの脳に見られる特徴とは?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 9時26分
左脳、右脳それぞれの鍛え方については、インターネットでいろんな方法が紹介されていますし、関連本もたくさん書店に並んでいます。これまでの私の連載を読んでくださっている方には理解してもらえると思いますが、別に楽しくもないのに、それらが紹介されている方法を取り入れても、脳に良い刺激を与えられるわけではありません。
左脳を鍛えれば、あるいは右脳を鍛えれば、認知症予防になるというエビデンスはありません。そもそも「認知症予防になるから○○○をすべし」という考え方自体が好きではありません。「何かをやって楽しい、結果、認知症予防になった」が本来の形だと考えています。
以前にも書きましたが、最近、私はバラの挿し木にチャレンジしています。濃い赤いバラが好きで、たまたま元気の良い枝が手に入ったものですから、挿し木をやってみようと思ったわけですが、これがなかなか難しい。インターネットなどで情報を集め、試行錯誤しながら、バラの世話をしています。
新しいことを知るのは楽しいし、たとえ失敗したとしても「何が悪かったのか。どうやればうまくいくのか」と考えるのも楽しい。今後、バラの葉が増え、ビロードのように美しい深紅のバラが何輪も咲くことを想像すると、ワクワクしてきます。挿し木を認知症予防のためにやっているわけではありませんが、間違いなく、脳にいいことをしているといえるでしょう。
(新井平伊/順天堂大学医学部名誉教授)
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