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「100億円稼いだ男」松本人志“裁判長期化”で投資家転身は? 財テクに長けた島田紳助氏の例も

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月29日 9時26分

「100億円稼いだ男」松本人志“裁判長期化”で投資家転身は? 財テクに長けた島田紳助氏の例も

松本人志(C)日刊ゲンダイ

「週刊文春」に性的行為強要疑惑を報じられたダウンタウンの松本人志(60)が、名誉毀損で発行元の文藝春秋を訴えた裁判がなかなか進まない。8月14日の第2回弁論準備が取り消され、開催期日は未定になっている。松本は7月にX(旧ツイッター)を再開し、25日には「おすすめの映画、ドラマありますか? 訳あってヒマなもんで。」とポストしている。

「一般人の立場からすると、松本さんは十分なお金もあって、時間もある。裁判のことを除けば、羨ましがる人もいるかもしれない。でも、何もすることがないと、逆に辛いでしょう。まして、お笑いのことばかり考えてきた人ですからね」(芸能関係者)

 松本はすでに十分過ぎるほど稼いできた。かつて毎年発表されていた高額所得納税者の常連であり、1995年には2億6340万円で俳優・タレント部門の1位になっている。この年、歌手部門1位のサザンオールスターズ・桑田佳祐の1億5063万円を上回り、芸能人のトップに輝いている。

「その年の年収は5億3800万円と推定されていました。この頃はテレビ番組に加え、著書『遺書』の印税もありました。文春との裁判で、慰謝料など5億5000万円を損害賠償として求めているようですが、実際に1年でこのくらい稼いだ年があるようですね」(税事情に詳しい記者)

 松本は、翌96年は2億6274万円で俳優・タレント部門の2位。1位は2億6661万円の浜田雅功、3位は1億6980万円の石橋貴明だった。歌手1位の藤井フミヤは1億7532万円であり、ダウンタウンの2人が芸能界の上位を独占した。

「松本さんの納税2億円台は96年までですが、その後下がっても1億円前後でした。最後の公示があった2004年は1億738万円です。初めて公示された92年以降を合算すると、納税額は約18億円を超えます。その後、長者番付は無くなりましたが、松本さんは昨年まで安定的に活動を続けていたので、さほど額は変わっていないでしょう。仮に05年から23年までの19年間を、当時と同じ1億円前後と考えれば、今まで約37億円を納税しています。最高税率は年代によって異なりますが、仮にその2倍を収入とすれば74億円になります。節税を上手くしていれば、もっと多額になるでしょう。100億近く行ってもおかしくない」(前出の税事情に詳しい記者)

■8億円で購入した新橋の土地を16億円で転売したと報じられたが…

 松本ほどの資産があれば、仮にテレビ復帰が難しくなっても、いわゆる財テクを仕事にする手もある。

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