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「24時間テレビ」出演者の“ギャラ問題”再燃…「やす子は1000万円」を本人否定も疑念の声やまず

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月5日 10時58分

「24時間テレビ」出演者の“ギャラ問題”再燃…「やす子は1000万円」を本人否定も疑念の声やまず

やす子(C)日刊ゲンダイ

 かねて疑問視されていた日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ」の出演者への“ギャラ問題”が再燃している。

 今年の「24時間テレビ47」(8月31日~9月1日放送)では、お笑い芸人のやす子(26)が、マラソンランナーとして出演。「マラソン児童養護施設募金」として、放送終了時点で4億3801万4800円の募金が集まった。

 しかし放送終了後、X上で、「ギャラは1000万円」との噂が流れ、2日、やす子はたまらず、「チャリティーマラソンのギャラ1000万円ってデマが飛び交ってるけど、一銭もいただいてないですよ! 憶測やデマをすぐ信じちゃうのやめたほうがいいですよ」、さらに、「自分の申し出なので、番組ひどい!と叩かないで」と投稿し、ギャラを辞退していることを明らかにした。

■番組開始当初からの疑問

 一方、同番組に2夜連続で登場し、やす子のゴールのシーンでは、「紅」を生披露して番組を盛り上げたミュージシャンのYOSHIKI(58)は31日、自身のXで、出演の告知と同時に、「過去も今回もギャラはいっさいもらいません。今回も寄付をする予定です」とつづっていた。

 1978年の番組開始当初から、繰り返し論争となっていたこの問題。「出演者は高額なギャラを受け取っていて、日テレも儲けているのに、どこがチャリティーなのか」と、同番組が偽善や欺瞞と言われる論拠となっている。スポーツ紙放送担当記者はこう話す。

「今回のやす子やYOSHIKIのカミングアウトを機に議論が再燃しています。『いくらチャリティーとは言えども(中略)プロは絶対にタダでやってはいけない。』『貰った上で自ら寄付する話とは別です』とXにつづったシンガー・ソングライターの柴田淳から、『24時間テレビは、タレントにギャラを払わないで、視聴者が募金をして、CMの収入はテレビ局がノーコストで貰うってこと?』と疑問を呈した実業家のひろゆき(西村博之)まで、SNS上では賛否両論が巻き起こっています」

 日テレはこの問題に対し、2000年11月にBPOで視聴者からの質問に答える形でこう回答している。

「24時間テレビに出演して頂いたタレントのギャラについては、基本的にボランティアでお願いしております。しかし、拘束時間の長い方など、場合によっては謝礼という形でいくらかのお支払をしております。但し、それは通常の拘束時間に対して払うものの何割かにあたる程度であり、タレントによっては謝礼を辞退される方もいらっしゃいます。『通常より高額のギャラが支払われている』というご指摘は事実無根です」

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